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楽しい時代
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投稿日:2009/06/09 |
五歳のてつたくんと、三歳のおとうとのみつやくんは、森の中へ出かけていき、大きなたまごを見つけます。誰にも見つからないように、草でかくしておくのですが、次に行った時、そこにはたまごはなく、そのかわりに『へなそうる』という変な動物がいました。
この兄弟は、きっと作者の息子さんがモデルになっていると思います。幼い子どもたちが大好きなぼうけんごっこ。そして、おにいちゃんのまねをする弟。言葉のやりとりが、共感できました。本当に、家庭での様子が、そのままお話になっているようで、微笑ましい様子が浮かんできます。
子どもたちが大好きな遊び、そして、こんな動物がいたらいいのにという『へなそうる』の存在は、いつの時代でも、子どもたちの憧れだと思います。
また、挿し絵の、ところどころの色付けが、とっても親しみやすさを感じました。
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こんな風に見えるんだね。
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投稿日:2009/06/09 |
幼稚園の子どもたちといっしょに、読みました。
いろいろな動物たちの目になって、物を見ると、こんな風に見えるのかと、子どもたちにとっては、驚きの連続でした。
特に、空からの視点は、なんだか自分自身も、空を飛んでいるようで、楽しい気分になりました。
細やかな描写は、まるで写真のようで、素晴らしいと思いました。
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やさいが友だちになれる。
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投稿日:2009/06/09 |
野菜の切れ端で、楽しく遊ぶ方法が、またひとつ増えました。
切り口にインクをつけて紙や布に押し付け、、手を加えると、楽しい世界が広がります。
いも版ぐらいしか頭に浮かばなかったのですが、たまたま、落とした野菜が、床に付けた模様を発見し、どんどん発展していって、面白い世界になっていくところがすばらしいと思いました。
ただ食べるだけと思っていた野菜、苦手なのも、何とか頑張って食べないといけないと思っていた野菜が、子どもたちにとって、とっても身近な存在に思え、好きになれそうな気がしました。
どんな切り口なんだろうという興味も、湧くと思います。
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ことばの響きが、何とも言えない。
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投稿日:2009/06/09 |
沖縄のお話です。
田んぼの稲に虫がわき、王様は、村全体の稲を焼き払うように命令をします。
村人たちは困りました。困っているのは、村人だけではなく、田んぼに住んでいる、かえるたち。
そして、虫を驚かして水に落ちてしまうようにと、綱引きをすることにしました。
少し聞きなれない沖縄の方言、そして、全体的に黒い色調の絵に、子どもたちは、なんだか怖いなあと、心配そうにしていました。
ところが、祭りの準備をするかえるたちの様子や、リズミカルなことばのくりかえしに、すっかり惹き付けられていました。
沖縄独特の衣装を身にまとったかえるたち、人と同じように熱くなるところ、なかなか面白いと思いました。
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不思議な世界
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投稿日:2009/06/08 |
12人のおひめさまがお城で生活をしていました。ところが、12人のおひめさま、朝になると、靴がボロボロになっているのです。その謎を解こうと、色々な王子様がお城にやってくるのですが、夜になると寝てしまい、わからないままでした。ところが、ある日のこと、まずしい兵士がやってきます。
いったい、お姫さまたちには、何が起こっていたのでしょう。
日本の昔話とは、全く違うイメージの世界を味わうことができます。
画面いっぱいに広がる幻想の世界、おひめさまたちのドレス、森の様子等、とっても細かく描かれているのには、もう驚きでした。
現実には考えられない世界で、ひとばんじゅうダンスを踊るおひめさまたち、なんだか想像がつきませんでした。不思議だらけの世界です。
お国柄の違いを、強く感じることができました。
細かいところまでの描写、何度見ても、新しい発見ができて、絵を見るだけでも充分楽しむことができます。
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深刻なお話でした。
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投稿日:2009/06/08 |
表紙の絵を見て、なんて自然豊かな所なんでしょうと思いました。
すもも、さくら、なし、ピスタチオ、春のパグマンの村は、花でいっぱいになります。夏は取入れで、一番楽しい時。
でも、今年の夏、ヤモのにいさんは、戦争でいません。
いっけん平和そのものの町の様子ですが、よく見ると、あちらこちらに戦争の影が、見え隠れしています。
そして、最後のページには、衝撃の事実がかかれていました。
このお話は、作者が、アフガニスタンを旅した時の村をモデルにして作られたそうです。同じ地球上では、このような目に会っている子どもたちがいる事実を知らされました。
戦争は、罪もない子どもたちを苦しめます。そんななかで、明るく強く生きているヤモの姿が、力強く感じます。ヤモは、今、どうしているのでしょうか?アフガニスタンのすべての村に、一日も早く、平和が訪れますよう、心から祈ります。
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ふわふわお手紙
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投稿日:2009/06/06 |
こねこのにおが、木の上にのぼっていると、ゆうびんやさんが、大きな箱を届けてくれました。
箱の中身は、赤い風船、そして、たまこちゃんからのお手紙がついていました。
あれあれ、におはふうせんといっしょに、ふわふわとまいあがってしまいました。
赤い風船といっしょに、お手紙が、色々な所へ届く様子、とっても夢があり、そのたびに起こる出来事は、また次への期待感を持たせてくれます。
クレヨンで描かれた世界、みんながつながって、なんだかとっても優しい気持ちになれました。
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まずは形から!
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投稿日:2009/06/06 |
何かになりたいと思った時、まずは『かたち』から入ると、その気になれるというところから展開していくこのお話。
野球のユニホームを着て、ポーズをとり、「その気になった!」といき込む男の子。
でも、なったところで、打てなければ、しょうがないね。
と、現実の厳しさもあわせて描かれてました。
せっかく、夢を持って、その気になっているのに、がっかりさせることをストレートに指摘!これはないだろうと思ったのですが、やはり、これは子どもの世界。柔軟な頭の持ち主ではならのこと。
自分を大切に、個々を大切に思う、著者の気持ちが、充分に伝わってきました。
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なかなかおもしろい。
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投稿日:2009/06/06 |
むかしむかし、あるところに、貧乏な若者が住んでいました。
困った若者は、ある日、お宮に行って、神様にお祈りをしました。
「どうか、幸せになれますように。どうか、もう少し、楽な暮らしができますように。」
そして、帰り道にひろったのは、ふたつのしゃもじ。
この不思議なしゃもじで、若者の暮らしは変わっていくのですが、なんとそれは『おならのしゃもじ』
いやいや、参りました。面白すぎます。
声に出して読むと、笑いが止まりません。そして、また、絵を描いたのは田島征三さんときていますから、ますます表現が大きくなり、かなりのインパクトがあります。
ちょっといたずら心もありますが、庶民の、幸せを願う気持ちが、面白おかしく表現されていました。
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ねこにも、色々なねこがいるんだね。
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投稿日:2009/06/06 |
ひろくんの家にいるねこの様子が、たくさんの項目が挙げられ、詳しく説明されています。
お気に入りの場所や、食べる歯、毛づくろいをする舌など、本当に、細かく描かれています。
家にねこがいて、「おや?」と思うことにも、わかりやすく答えてくれます。
色鉛筆での描写で、ねこの模様も色々と登場します。本当に、リアル感が漂い、著者の観察力がすばらしいと思います。やはり、ねこ好きなのでしょうね。
ねこを飼っている人は、納得できることばかり。これから飼う予定の人は、これがあれば、どんなに心強いことか!
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