話題
うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの

うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの (小学館集英社プロダクション)

お子さまの塗ったぬりえが、アニメーションになる!フランス生まれの画期的なぬりえシリーズ!

  • かわいい
  • 盛り上がる
ロングセラー
どんなにきみがすきだかあててごらん

どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥

  • かわいい
  • ギフト

TOP500

アダム&デヴ

ママ・60代・青森県、男の子26歳

  • Line
自己紹介
 
好きなもの
 
ひとこと
 

アダム&デヴさんの声

2321件中 1071 〜 1080件目最初のページ 前の10件 106 107 108 109 110 ... 次の10件 最後のページ
自信を持っておすすめしたい 見事な開き直り的な切り替えしに大爆笑  投稿日:2010/10/25
つんつくせんせいとくまのゆめ
つんつくせんせいとくまのゆめ 作・絵: たかどの ほうこ
出版社: フレーベル館
 ちょっと季節的には早いかな〜?
 「つんつくせんせいとつんくまえんのくま」の続編冬バージョンといったところでしょうか。
 前作では、両者ニアミスだけで、お互いの存在に気づかず終わりましたが、今回は冬眠に入るつんくまえんへつんつく先生一行がお邪魔してしまいます。

 ドアの向こうにつんくま園のみんなが寝ているのに、度胸が良いというか、食いしん坊というか、つんつくつるこさんには参ります。
 こぐま一匹出てきた時にはみんな上手に隠れることができました。
 ところが、つんくま先生の登場には、つんつく先生は隠れるのが間に合いませんでした。
 とってもとっても緊張するシーンのはずなんですが、とにかく愉快!
 この後、「わたしは夢でも見てるのかしら。」のつんくま先生に対するつんつく先生の見事な開き直り的な切り替えしに大爆笑です。

 つんつく先生の説明に納得しちゃうつんくま先生もやっぱりなかなかのおとぼけキャラです。

 あ〜あ、冬眠あけに食べるはずのおやつをあんなに食べちゃって〜。
 と、思ったらラストのページでほっとしました。

 冬のつんつく園のお揃いの帽子とウエアーが可愛いです。
 つんつく先生もスタイリッシュです。
 皆で乗ったそりが滑り降りるページに、ニンマリしてしまいました。

 つんつくせんせいシリーズの新作は出ないんでしょうか?
 もっと読みたいなぁ〜!
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい ヒョイとまたネズミが顔を出すのを期待して  投稿日:2010/10/25
おきゃく、おことわり?
おきゃく、おことわり? 文: ボニー・ベッカー
絵: ケイディ ・マクドナルド ・デントン
訳: 横山 和江

出版社: 岩崎書店
 アメリカでシリーズ化されている作品だそうです。
 本作が初の邦訳作品ということで、読んでみました。

 人付き合いがおっくうで苦手になってしまったクマ。
 玄関に“おきゃく おことわり”の張り紙までペタリと貼る念の入用。
 ある朝、そんなクマの家のドアをトントンと叩く音がして、・・・。

 追い出しても追い出しても、クマの家に戻っている灰色の小さな体にくりっとした目のネズミ。
 とにかくチャーミングです。
 クマが朝食作りも忘れて、“ネズミ締め出し作戦”に必死になっているのが愉快です。
 そして、ヒョイとどこからかまたネズミが顔を出すのを期待してしまいます。

 根負けの末、ネズミのささやかな望みをかなえてやるクマですが、おもいもよらぬ心境の変化が・・・。

 なるほど、帯に書いてあるように「読みきかせにぴったりです!」でした。

 ドアを閉めたり板を打ち付けるような擬態語が、文末に字体を変えて添えられてあるのがお洒落でした。
 さらに、興奮するクマの台詞や事態の大きな変化での文字の拡大化に笑わされます。
 絵も可愛らしく憎めないキャラクターと地味目な色調ながら、丁寧で明るい描写のクマの家のインテリアに、落ち着いた気持ちで読めました。
 二作目の邦訳も期待しています。
参考になりました。 1人

自信を持っておすすめしたい 画力の持つ説得力  投稿日:2010/10/25
西風号の遭難
西風号の遭難 作・絵: クリス・ヴァン・オールズバーグ
訳: 村上 春樹

出版社: 河出書房新社
 この作品もオールズバーグの世界へ引きずり込まれてしまいました。
 
 海岸づたいに旅をし、小さな漁村に立ち止まった主人公。
 昼食の後、散策の途中目にしたのが、高い崖の上に横たわっている小さなヨットの残骸。
 近づいてみると、そのヨットの朽ちた木材の間に腰をおろしパイプを燻らせた老人が、このヨットにまつわる話をし始めた。

 ヨットの操縦の上手い少年が、天候の悪く大人たちも制止するのも聞かず、ヨットを外海へと出た。
 ヨットが転覆せぬよう嵐と闘った少年だったが・・・。

 ここから、現実の世界では理解できないような空間へ少年は入って行きます。
 空を飛ぶ船のシーンは、読んでいて口が開いたままでした。

 何ともミステリアスな世界を描ききるオールズバーグの色彩は、実際の世界では伺いしれない光景ばかり。
 しかし、こうであるに違いないと思わせられてしまう画力の持つ説得力。
 絵本を閉じても、言いしれぬ余韻を心に残します。
 息子は、こちらの世界へ戻ってきた少年が脚を折ったことと、この話を語り終わった老人が杖を使っていたことを繋げ、自分なりにストーリーを繋げたようです。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 親子でいくら笑ったかわかりません  投稿日:2010/10/25
ケチルさんのぼうけん
ケチルさんのぼうけん 作・絵: たかどの ほうこ
出版社: フレーベル館
 我が家の大切な思い出の一冊です。
 絶対お薦め!
 絵本の楽しさ満載のたかどのワールドでした。

 さて、主人公は遊びにも行かずお菓子も食べない、その名もケチルさん。
 ユダヤのキッパーのような帽子が愉快!
 コートと合わせたカラーコーディネイトがにくいです。

 このケチルさんが、拾った古本の「100ばいのき」。
 この木の根元に何でも埋めると100倍になるというんです。
 地図付きのまことしやかなお話に、途中99人の山賊という障害があるというのに、ケチルさんは有り金すべてを掛けた人生の勝負に出ます。
 本来けちな人なら渡らない危ない橋なのに、「100倍」の魅力に勝てなかったんでしょうね。
 山賊をうまくまく場面に笑いながらも感心し、目的地のところでは思わず応援してしまいました。
 ところがここからが、たかどの先生ならではの抱腹絶倒の展開です。
 
 親子でいくら笑ったかわかりません。
 物騒な山賊の住む山の峠が、なんとも和やかで明るい空気に一転してしまいます。

 ラストの、ケチルさんの心境を読み、全財産を失っても惜しくない掛け替えのない貴重な体験をし、これからの生き方の新たな教訓を得たのではないかしらと思いました。

 久々に読んでも、笑が止まりませんでした。
 みなさんもぜひ大笑いしてください。
参考になりました。 1人

自信を持っておすすめしたい 好きな事を貫き通すことの力強さ頼もしさ  投稿日:2010/10/25
フィボナッチ 自然の中にかくれた数を見つけた人
フィボナッチ 自然の中にかくれた数を見つけた人 作: ジョセフ・ダグニーズ
絵: ジョン・オブライエン
訳: 渋谷 弘子

出版社: さ・え・ら書房
 ジョン・シェスカの「算数の呪い」(小峰書店)で主人公の算数の先生の名前がフィボナッチだったことで洒落てる〜と思い読んだのを思い出します。

 さて、こちらは本物のフィボナッチ伝です。
レオナルド=フィリオ=ボナッチ( 1170年頃 - 1250年頃)は、中世で最も才能があったと評価されるイタリアの数学者です。
 本名は、レオナルド・ダ・ピサ(ピサのレオナルド)といい、フィボナッチは「ボナッチの息子」を意味する愛称です。

 13世紀初頭に、『算盤の書』の出版を通じてアラビア数字のシステムをヨーロッパに導入しました。
 また、フィボナッチ数列で名前を残した人物です。
 
 フィボナッチ数列では、3項目以降のそれぞれの数は手前の2つの項の数の和になっています。
 そのため数列は、0 1 1 2 3 5 8 13 21 34 55 89 144 233・・・と続きます。  
  
 自然界に隠れている数字(花びらの数・果物の断面・動物の角や牙・松ぼっくりやひまわりの渦巻きetc)が、フィボナッチ数であることにに、この作品を通し目を留め驚くことばかりです。
 息子は、計算用紙を用意してウサギの計算をし、叫んでいました。
 これは、生物が秩序と調和を保って生長するための設計図のようなもので、さらに驚くことに人間の想像力の産物である建築物や音楽・美術・詩といったものにまで、フィボナッチ数が姿を現すことです。

 この偉大な数学者の幼少時の不遇を読むに付け、好きな事を貫き通すことの力強さ頼もしさを実感する伝記でした。
参考になりました。 4人

自信を持っておすすめしたい 恐がりじいさまと肝の座ったばあさま  投稿日:2010/10/22
てんぐのそばまんじゅう
てんぐのそばまんじゅう 作: 深山 さくら
絵: 長谷川 義史

出版社: ひさかたチャイルド
 長谷川先生と日本の昔話調のお話の組み合わせという事に興味を持ち読みました。
 山形県の神室連峰を舞台としています。

 じいさまとばあさまが、春の日にわらびを摘んでいたら、枝の折れる音がしてなにやら地面に落ちたようです。
 あたりを探してみると誰もおらず、やつでの葉っぱが一枚落ちているだけでした。
 その日から。山のお天気がわるくなり、作物の実りも期待できない事を老夫婦で話していると、天狗と名乗る男が、戸のむこうに・・・。

 天狗を恐ろしがるじいさまと、天狗の「食ったりしねえ。」という言葉を信じ、家へ招き入れ怪我の介抱をしてやる肝の座ったばあさまが対照的で愉快です。
 天狗の怪我が治り、神室の山へ戻って行くページの絵が素敵です。
 迫力満点!なるほど神室の山をおさめている有り難い存在と言う感じがします。

 天狗がお礼に置いていった三つぶの蕎麦の実の不思議なこと。
 竹串に刺され囲炉裏で炙られているそばまんじゅうが、香ばしい香が伝わってきそうで、一串いただきたくなりました。

 ラストの峰桜・かたくりやしらねあおいの花々の咲きほこる春の神室の山がうっとりするほど、綺麗でした。
参考になりました。 1人

自信を持っておすすめしたい たくさん・ちいさい・カラフルの三拍子揃い  投稿日:2010/10/22
どんぐりむらのぼうしやさん
どんぐりむらのぼうしやさん 作・絵: なかや みわ
出版社: Gakken
 なかや先生の作品では、“そらまめくん”シリーズにお世話になった我が息子。
 書店で目敏くも見つけ、私に薦めてくれました。
 
 こちらもシリーズ化の予定のようですね。

 どんぐりむらの帽子屋さんが最近売れ行きに悩んでいます。
 都会にあるどんぐりまちへ移動して売ってみることに。
 都会の中を荷車を押して歩く、ぽー・ちい・くるりんたちの小さくて可愛いこと。
 さて、都会で店開きをし、お知らせのチラシまきを雀さんに手伝ってもらうのですが、・・・。
 都会で初めて売れた帽子の買い主の創意工夫を観察し、三粒のどんぐりたちは気付きました。
 この後のリサイクル・リユースや草花たちの力を借りて完成したニューモード作品の数々が見事です。
 たくさん・ちいさい・カラフルの三拍子揃っていますもの、ここから親子で盛り上がるでしょうね。

 付録の“どんぐり新聞”も堪能しました。
 評論家のすなわち氏が好きです。
 次回作で登場してくれないかしら?
 カバーは、着せ替えのできるおまけ付きです。
 見返し(前)は、左右で間違い探し遊びができます。
 見返し(後)は、これから活躍するどんぐりむらのなかまたちの紹介と、学術学的名前が載っています。
 どんぐりって一言でいっていましたけれど、種類が沢山なんですね。
参考になりました。 5人

自信を持っておすすめしたい ただただ感心!そして笑いの嵐!  投稿日:2010/10/21
サカサかぞくの だんなキスがスキなんだ
サカサかぞくの だんなキスがスキなんだ 作・絵: 宮西 達也
出版社: ほるぷ出版
 目ざとい息子が見つけて喜びました。
 回文に、夢中になったのは4年生の夏。
 作りまくっていました。

 今回のサカサ家族は、宇宙まで行きました。
 よくもこんなにしっかりストーリー性を持たせて、回文で始まり回文で終われるものだと、ただただ感心!そして笑いの嵐!

 子どもたちの名前から爆笑です。
 宇宙の怪物らしきものに捕らわれているじいじの“SOS”も、確かに回文と納得しながら笑いがこみ上げてきちゃって・・・。

 後半の“うが!ちち くち ちがう”は、苦しかっただろうなぁ〜、なんて思いながらもやっぱり笑いました。

 次回作も楽しみです。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい こういう作品が読みたかった!  投稿日:2010/10/21
ドガと小さなバレリーナ
ドガと小さなバレリーナ 作・絵: ローレンス・アンホルト
訳: あべ のりこ

出版社: ベファーナ
 こういう作品が読みたかった!が、読後の最初の感想です。

 ドガは19世紀半ばに活躍したフランス印象派画家で、バレエの踊り子と浴女を題材にした作品が多いということくらいしか知りませんでした。
 モデルらの一瞬見せた何気ない動作を永遠化する素描力は秀逸であるという点は良く耳にします。
 網膜の病気を患い外に出ることがままならなかったことから、彼の作品となる対象は徹底してインドア的作品が多かったようです。
 それもルネサンスの巨匠や、熱烈に信奉したアングルの画風で都会生活を描き出すことから、ドガは「現代生活の古典画家」と自らを位置付けていたそうです。
 
 そのドガの晩年、視力の衰えもあり、踊り子・馬などを題材とした彫刻作品も残しています。
 それらはドガの死後アトリエから発見されました。

 この彫刻「14歳の小さな踊り子」は、ドガが生前唯一発表した彫刻作品だそうです。
 このモデルとなった少女マリーを主人公にお話は展開します。
 気難し屋で癇癪持ちのドガのモデルを引き受けた、マリーの家の経済的事情。
 描きたいのに視力を失いつつある老画家と踊りたいのにモデル代ではまかないきれない月謝のために、トウシューズを脱がざるを得なくなる
幼いバレリーナの心の交流が、一本のピンクのリボンを介して見事に描かれています。

 訳者の阿部先生のこの作品への取り組む姿勢を知り、今後のご活躍にも期待したいと思いました。
参考になりました。 1人

自信を持っておすすめしたい こちらのタイトルも「四字熟語笑」ですよ!  投稿日:2010/10/21
四字熟語ショウ
四字熟語ショウ 作: 中川 ひろたか
絵: 村上 康成

出版社: ハッピーオウル社
 大笑いし息子が寝付いた後、遅い夕食を摂る夫の横で、一心不乱に読みふけり時に抱腹絶倒の愚妻。
 この様子に、「どれどれ」と箸休めにとばかりに奪われました。
 
 「ことわざショウ」と同じ先生の案内・解説のようです。
 今回は、髪を結い上げ気の入っている様子の表紙絵からうけました。
 
 40の四字熟語が、おなじみのユーモアとウィットに富んだ解説と絵で笑わせてくれます。

 “臨機応変”の二見開きを使った畳み掛けるような説得力のある絵。
 “一期一会”から“一目瞭然”まで連続出場のシマウマさんに爆笑。
 
 “前途多難”は大人に受けそうなジョークも見え隠れしています。
 “独立独歩”から“危機一髪”までのストーリー性を感じさせる流れの良い展開に、もう あっぱれ!です。

 ラストの“無我夢中”から“心機一転”までの連作もお見事です。

 ニヤニヤニタニタ笑いながら本を置いた夫の一言。
 「大人にもうけるな〜」。
 そうです。そうなんです。大人も笑っちゃう楽しい作品です。
 だから、こちらのタイトルも「四字熟語笑」ですよ!
 
 この楽しさを解せるのは、高学年くらいからかな?
参考になりました。 2人

2321件中 1071 〜 1080件目最初のページ 前の10件 106 107 108 109 110 ... 次の10件 最後のページ

児童書出版社さん、周年おめでとう! 記念連載

出版社おすすめ

  • ライオン
    ライオン
    出版社:瑞雲舎 瑞雲舎の特集ページがあります!
    美しい絵と素敵な物語の古典絵本! 百獣の王となる完璧などうぶつ「ライオン」が作り出されるまでのお話。
  • 星の子ども
    星の子ども
    出版社:冨山房 冨山房の特集ページがあります!
    グリム童話「星の銀貨」の世界をバーナデット・ワッツが描きだす。色彩豊かな美しい絵が名作童話の魅力をひ

全ページためしよみ
年齢別絵本セット