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どんなにきみがすきだかあててごらん

どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥

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6歳

24797件見つかりました

★5  生きていくこと 投稿日:2010/09/23
ぽー嬢さん 30代・せんせい・東京都  男の子6歳、女の子3歳
ハサミムシのおやこ
ハサミムシのおやこ 文・写真: 皆越 ようせい
出版社: ポプラ社
子ども達には身近な虫であるハサミムシ。何気なく手に取った絵本ですがハサミムシのお母さんの献身的な子育てに感動です。
ハサミムシのお母さんは自らの体を子ども達に与え、子どもたちを育てます。 我が子の為なら自分の命も惜しくない・・・人間も虫も同じです。
生きていくこと、命の大切さ、親の愛情・・・色んなことに気付かされる絵本でした。
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★5  泣けます 投稿日:2010/09/24
しょい☆さん 20代・ママ・東京都  男の子6歳
はなこ 八月七日にひろったこねこ
はなこ 八月七日にひろったこねこ 作: なりゆき わかこ
絵: 垂石 眞子

出版社: ポプラ社
八月七日に猫のはなこを拾い、女の子が育てます。
しかし、残念な事にはなこが亡くなってしまいました。
主人公の女の子の気持ちが、文章と絵を通して低学年の子どもにも解りやすく重く考えさせられました。
動物を飼うと言う事の命の尊さを教えてくれる素敵な本です。
親子で涙する作品でした。
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★5  おじいちゃん、おばあちゃんの存在 投稿日:2010/09/22
ガーリャさん 40代・ママ・その他  女の子6歳
ありがとう、フォルカーせんせい
ありがとう、フォルカーせんせい 作・絵: パトリシア・ポラッコ
訳: 香咲弥須子

出版社: 岩崎書店
 娘が、どうしても今日これを読みたい、と言って選んだ絵本。
実際には、私が前々から読みたいと思っていた絵本で、他の本といっしょに図書館から借りてきたのですが、10冊以上あった本のすべてに目を通して(娘の好みのきれいな絵やお姫様風のお話もあったにもかかわらず)、自分で選んだのがこの絵本でした。

 想像以上に素晴らしい作品で、最後は涙で声が詰まりました。
「しんじられますか? こどもの本を かいているんですよ。せんせい、ほんとうに、ほんとうに ありがとうございました。」
小学校5年生になっても満足に字も読めなかった子が、子どものための本を書き、世界中の子どもたちに自信と勇気、生きていく希望をいっぱい与えているという素晴らしい事実。

 おじいちゃんが本にハチミツをたらして儀式をしてくれたのは、トリシャが5歳になったときでした。
 濃いオレンジ色のはちみつが、とろとろっと本の上に滴っていくのを見て、娘はびっくり。まだ赤ちゃんの頃から、「本は大切に読もうね」と繰り返し言ってきたので、娘も「本はたからもの」という思いで、大事に扱う習慣が自然と身についていました。
 でも、トリシャがはじめて本を読めるようになった夜、5歳のときにおじいちゃんがしてくれたように、その同じ本にハチミツをたらし、「ハチミツは あまーい。本も あまーい。よめば よむほど あまくなる!」と、儀式をしたトリシャに、娘も心の底から喜び、彼女といっしょに感動を分かち合っているようでした。

 フォルカー先生がすてきな先生であることは言うまでもなく、先生との出会いがトリシャの人生を変えてくれたのも真実ですが、こういった常識にとらわれない考えをもったおじいちゃんとおばあちゃんの存在もまた同じくらい大きなものだったのではないかと思います。
自分のあるがままを受け止め、包み込んでくれる人がいる・・・自分は愛されているという揺るぎない基盤が、トリシャの心の奥深くにあったからこそ、フォルカー先生との出会いも、よい方向に生かせたのではないかな、と思いました。

 「おばあちゃん、わたしって みんなと ちがう?」と、トリシャに聞かれて、
「もちろんだよ。みんなと ちがうってことは、いちばん すてきなことじゃないか。」と、答えたおばあちゃんの言葉を、そのまま我が子にかけてあげたいな、と思います。そして、いつでも、
「おまえは、せかいじゅうで いちばん かしこくて、おりこうで、かわいらしい子に きまってるじゃないか。」と、言い続けてあげたいと思います。

 トリシャの心の声が、せかしたり、期待してばかりの毎日の中にいた私の心の目を覚ましてくれました。
参考になりました。 7人

★5  意外な展開に、マン丸目のまま一気読み 投稿日:2010/09/23
1姫2太郎ママさん 40代・ママ・東京都  女の子16歳、男の子14歳、男の子 6歳
コドモザウルス
コドモザウルス 作・絵: 土屋 富士夫
出版社: 佼成出版社
ただ今、恐竜好きの6歳の息子。恐竜展に出かける前にと選んだ絵本。まぁ子供っていうのは、火を噴かない怪獣そのものだものなぁと日頃から思っていた私。まさにコドモザウルス。ピッタリ。でもでも意外な展開に親子で目を丸くしたまま一気に読み切りました。それもそのはず主人公のダイちゃん、化石で発見される衝撃的なオープニング。それも発見者は恐竜達。ここまでお話ししただけで気になってきましたでしょう!?ラストは大きな夢を膨らませておなかいっぱいになります。眠る前の1冊に、親子で読む1冊にお勧めします。
参考になりました。 1人

★5  なつかしい仲間もいっぱい 投稿日:2010/09/22
ガーリャさん 40代・ママ・その他  女の子6歳
おひさまはらっぱ
おひさまはらっぱ 作: 中川 李枝子
絵: 山脇 百合子

出版社: 福音館書店
9つのお話からなる幼年童話ですが、「ぐりとぐら」をはじめ、「三つ子のこぶた」や、「うさぎのギック」と「ゆうじくん」も登場します。


<さちこちゃん>

 さちこちゃんは、チューリップ保育園、ばら組の女の子。「いやいやえん」の主人公、しげるが通う保育園ですね。門からいっしょに出てきたのは、ほし組のみつこ。来年1年生です。(娘は、「Jは、もう1年生だも〜ん!」と、威張っています!) 速く歩けずに、みつこにおいて行かれ、泣きべそをかくさちこに、「わたしがいっしょにいってあげましょう」と、おばさんが声をかけてくれました。さあ、このおばさんは、誰でしょう?

 2人の「帰り道」が、ほのぼのとしていて、とっても楽しいんです。中でも、森の場面は、とりわけおもしろく、大きな花束を抱えて戻ってきたさちこに、娘もふふっとふき出していました。
 最後のページにあった地図を見ながら、「ほらね、畑のそばを通って、ここの橋を渡ったでしょ? それから、森を通って、アパートの前に出て、ここがマーケット・・・」と、指でなぞりながら、楽しんでいました。(ちゃんとストーリーが頭に入っていて、行き順まで覚えていたんですね!)


<おひさまこうえん>

 これは、「たからさがし」の続編のようなお話です。ゆうじとギックは、今日もライバル心を燃やしながら(?)いろんな競争をしています。「たからさがし」を読んだ頃、3歳だった娘は、一年生になりました。なつかしいような、きのうと同じ今日を生きているゆうじとギックがうらやましいような・・・。

 ゆうじとギックは、<ゆきだるま>のお話にも登場します。冬が楽しみになるような素敵なお話。こんなふうにゆきだるまといっしょに遊べたらいいですね。


<もんたのなつやすみ>

 このお話を読んで、「くんちゃんのだいりょこう」を思い出しました。空想だけで、心が満たされる「子どもの世界」のお話。夏休みだからと言って、何も特別なところへ遠出する必要もないんですよね。子どもの想像力さえあれば・・・。


<くまのたんじょうび>

 とっても愉快なお話で、3歳くらいから楽しめそうです。いろんなものが次から次へと飛んで来て、それを順々に追いかける動物たち・・・。娘は、アコーディオンが、「たらーら たらーら ぶーか ぶーか」と、歌いながら飛んで来るのが面白かったようで、くすくす笑っていました。    そして、小さなくまが、生まれて初めて、とても大きな声で言う場面・・・「きょうは、ぼくのたんじょうび!」「ケーキをたべに きてください。」・・・森中ではなく、町中に響き渡るような声で(!)娘が読んでくれました。


 他にも楽しいお話がいっぱいです。
参考になりました。 1人

★5  試してみたい 投稿日:2010/09/21
ガーリャさん 40代・ママ・その他  女の子6歳
わゴムは どのくらい のびるかしら?
わゴムは どのくらい のびるかしら? 作: マイク・サーラー
絵: ジェリー・ジョイナー
訳: きしだ えりこ

出版社: ほるぷ出版
 「あるひ、ぼうやは、わゴムが どのくらい のびるか、ためしてみることに しました。」
そう、子どもって、本当にこんな感じで、ある日、ふわっと思いついたことを、すっと試してみたくなっちゃうんですよね。
 そうとは知らず、「何やってるの〜!」なんて、ガミガミ言ってしまうこともしばしば。子どもの「試してみたい」という純粋な気持ち、それがよく表れている絵本だと思います。

 娘も、海を越えて、砂漠に行き着く辺りまでは、「ありえる、ありえる!」というような顔で聞いていたのですが、ロケットに乗ってしまう場面に来ると、「え〜? そんなとこまで行けないよ〜!」と、急に「常識」が頭をよぎったのか、そこの切り替え部分が面白かったです。

 そして、ベッドの周りのおもちゃ、1つ1つを指しながら、「ほらね、やっぱり夢だったんだよ。」と、納得している娘。でも、月から“BOING”(ボーン)と戻ってくる絵が、とてもユーモアがあって、夢(想像の世界)と現実をつなぐ架け橋になっているように思いました。

 ちょっと気軽な世界旅行、宇宙旅行を楽しめるすてきな絵本です。
参考になりました。 2人

★5  心にまほうをかけてくれた! 投稿日:2010/09/22
ガーリャさん 40代・ママ・その他  女の子6歳
まじょのデイジー
まじょのデイジー 作・絵: 植田 真
出版社: のら書店
 魔女、鳥、ファンタジー・・・娘が好きなものがいっぱい詰まった絵本。きっと一目で気に入ってくれるだろうな、と思い、何か特別なときにプレゼントしようと、とってありました。

 その絵本を手渡したのは、娘が大粒の涙をぽろぽろ流して悲しんでいた、ある日の夕方。玄関に巣を作っていたツバメが突然来なくなってしまった日でした。ツバメにお手紙まで書いて、楽しみにしていたのにね。少しでも娘の気持ちが明るくなるようにと願って、寝る前にプレゼントしました。

 物語に出てくる鳥は、ツバメではないけれど、カラスのズズーと、まじょのデイジーが、娘の心に素敵なまほうをかけてくれました。

 娘の夢は、空を飛ぶこと。2歳の頃からずっと変わりません。
見習いのまじょデイジーは、ほうきで空を飛ぶ練習中。早くもデイジーと自分自身を重ね合わせて読んでいます。

 デイジーの歌う歌を口ずさみながら、心がどんどん軽やかになっていきます。本当に花びらといっしょに、空高く舞い上がっていけそうな気分。そして、デイジーが上手に風に乗った瞬間、娘の頬もぱっと輝きました。

 デイジーとズズーが夕焼け空の中を歌いながら飛ぶシーンもすてきですね。
♪きづけば こころに はながさく♪
「みんな心にお花を咲かせられるんだよね。Jのお花は何かなあ? きっとコスモスかマリーゴールドだと思う! じいじは、あじさい。ばあばは、たんぽぽ。・・・」 
 悲しみに溢れていた娘の心にも、いっぱい花が咲きました。
ありがとう、デイジー、ズズー。

 2人の心の交流も、とっても温かく、「おれたち、ともだち!」シリーズのオオカミとキツネのようです。これからも、2人の友情を見守り続けていけたらな、と願っています。
参考になりました。 2人

★5  小学生になって初めて 投稿日:2010/09/22
ガーリャさん 40代・ママ・その他  女の子6歳
はじめてのおるすばん
はじめてのおるすばん 作: しみず みちを
絵: 山本 まつ子

出版社: 岩崎書店
 娘が「はじめてのおるすばん」をしたのは、つい最近のこと。絵本の中のみほちゃんの年齢設定(3歳)と比べても、随分遅い「はじめてのおるすばん」でしたが、国によっても、時代背景によっても、安全管理の意識はかなり異なるものなんだなあ、と思います。

 唇をきゅっと引き締めた不安そうな顔。みほちゃんのドキドキがひしひしと伝わってきます。子どもにとっては、本当に長い、長い時間でしょうね。「ゆうびんやさん」も、「しんぶんやさ」んも、お化けか怪獣と同じ!
 でも、子どもの日常って、こういう何気ない経験の連続なのかもしれませんね。
参考になりました。 1人

★5  美しい絵 投稿日:2010/09/21
ガーリャさん 40代・ママ・その他  女の子6歳
かものむすめ ウクライナの昔話
かものむすめ ウクライナの昔話 再話・絵: オリガ・ヤクトーヴィチ
訳: 松谷 さやか

出版社: 福音館書店
 「絵がとっても上手なんだよ。面白い絵とかじゃなくて、ちょっと難しい絵なんだけど、とってもきれいなの。」 
娘が図書館で見つけた同画家の「はちみついろのうま」。とにかく美しい絵に惹かれたようで、「カレンダーの人(いわさきちひろ)の絵よりきれいなんだよ!」と、大絶賛。
(*子ども部屋に、いわさきちひろのカレンダーが飾ってあり、先日もいわさきちひろが描いた「にんぎょひめ」を読んだばかりだったので)

 そして、ノートに、「ちゅうもんしてほしいほん。はちみついろのうま。かものむすめ。」と書いて持ってきました。残念ながら、「はちみついろのうま」のほうは、絶版になってしまっていましたが、代わりに、ヤクトーヴィチの他の作品として紹介されていた「かものむすめ」を購入しました。

 なるほど、娘が「きれい!」と感動したのも肯けます。本当に繊細で、淡い彩の美しい絵です。
 作者と同じスラブ圏出身の夫も、水汲みの道具や、紡ぎ車を見て、「これも祖母の家にあった。」と、懐かしんだり、「この帽子も子どもの頃に被っていた。羊の皮でできていて、とってもあったかいんだ。・・・靴も、よく似ている!」と、喜んでいました。
 私は、異国情緒の香のする絵に、うっとり。民族衣装やテーブルクロスなども、とても素敵で見入ってしまいました。

 ところが、娘は、「悲しいお話はいやだ」と言ったきり、涙をぽろぽろ流して、私の胸に顔を押し付けたままです。つい最近「にんぎょひめ」を読んだときも、同じことを言ったのですが、悲しみを想像する力が増し、様々な感情に対しても、より敏感に反応するようになったのかな、と感じます。再びふたりだけになってしまったおじいさんとおばあさんの気持ちを思うと、辛くてたまらなくなってしまったのでしょうね。

 同時に、娘にとって、まだまだ絵本の世界は楽しい時間であり、夢の続きなのかもしれないな、とも思いました。いろいろな種類の絵本を読むことで、娘の心の中にも触れることができ、私にとっては、しあわせなことと実感しています。
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★5  意外な結末 投稿日:2010/09/22
ラブケイさん 30代・ママ・東京都  男の子6歳、男の子2歳
空とぶじゅうたん アラビアン・ナイトの物語より
空とぶじゅうたん アラビアン・ナイトの物語より 作・絵: マーシャ・ブラウン
訳: 松岡 享子

出版社: アリス館
空とぶじゅうたん、というタイトルから読み始めには空飛ぶじゅうたんを手に入れた長男のフセイン王子が王女と結婚できる結末かと思っていました。
子供にこの本を読み聞かせるまで恥ずかしながらアラビアンナイトの内容を知らずにいたのです。

なので、結末はとても驚くべきものでしたが、それぞれの王子のその後もしっかりと描かれていて非常に楽しめました。

図書館で借りてきて読んだのですがそれ以降こどもは気に入ったようで自分でたびたび借りてくるほどです。
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★5  かさぶたができるのが楽しみ!? 投稿日:2010/09/21
ガーリャさん 40代・ママ・その他  女の子6歳
かさぶたくん
かさぶたくん 作・絵: 柳生 弦一郎
出版社: 福音館書店
つい先日、学校帰りに転んで、膝にかさぶたを作ったばかりの娘に・・・。

やぎゅうさんの「かがくのとも傑作集」シリーズ、親子で会話が増え、毎回楽しませてもらっていますが、この本も1ページ目から、
――とりたいなあ とりたいなあ かさぶた とりたいなあ――
「だめ〜! とっちゃだめなんだよね。」・・・早くもわいわいモード。

――きみたち、かさぶた できたこと あるかな?――
「はい、ありま〜す。でも、もう治りました!」

 幸い小さなかさぶただけで済んだ娘でしたが、「めのよこと みみのしたに かさぶたができた」子を見て、「こわ〜い!そんなの絶対いやだ。」と、うろたえていました!

 皮膚の組織図にも興味津々。
「あせ」をつくるところ、「け」をつくるところ 「あぶら」をつくるところ、それに「けっかん」や「しんけい」・・・
「かさぶたのしたの おーそーろーしーいーところ」では、新しい皮膚がどんどん作られています。
娘も、一々、パジャマのズボンをめくっては、膝のかさぶたを確認しています。

そして、「かさぶたの とれたあとって、ピンクいろしてて つるつるしてて・・・ちょっと つっぱってて」・・・今まさにそんな感じ。ほんとにそうだね。

 絵本と実体験を重ね合わせて読む効果、というのは、こういうことを言うのでしょうね! かさぶたができるのが、楽しみになっちゃいそうな(?)おもしろ絵本です。
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★5  かぼちゃ火山 投稿日:2010/09/21
ガーリャさん 40代・ママ・その他  女の子6歳
バムとケロのそらのたび
バムとケロのそらのたび 作: 島田 ゆか
出版社: 文溪堂
 自家製飛行機で、おじいちゃんの家へと向かったバムとケロでしたが、ドキドキ、ハラハラの大冒険。「普通の空の旅」では、ちょっと経験できないハプニングの連続です。

 私より先に読んでいた娘は、「虫が出るよ〜、ほら!」なんて、ページをめくる前に教えてくれます。でも、虫さん大好き(!)の娘は、飛行機にくっついてきた虫たちを、にこにこ顔で見ていました。
 アイスランドの火山噴火は、まだ記憶に新しいところですが、こんなに楽しい「かぼちゃかざん」の噴火なら、1度味わってみたい気もしますね!
 でも、吸血コウモリには、さすがの娘もびっくり。

何はともあれ、無事に着けてよかったね、バムとケロ!
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★5  終わりよければ・・・ 投稿日:2010/09/21
ガーリャさん 40代・ママ・その他  女の子6歳
すてきな三にんぐみ
すてきな三にんぐみ 作: トミー・アンゲラー
訳: 今江 祥智

出版社: 偕成社
 アンゲラーの代表作とも言える作品ですが、表紙からして、怖そうな絵。物語の大半が、闇の中、というのも、ちょっと珍しいと思います。
娘も、いつもとは少し違った面持ちで座っています。

 「おどしの どうぐは みっつ。ひとつ、ラッパじゅう。ふたつ、こしょう・ふきつけ。・・・」
この道具が、娘には謎だったようですが、使い方を説明すると、なんだか面白そう!という表情に変わってきました。特に、こしょう・ふきつけなんて、「ばばばあちゃん」が考え付きそうな道具ですよね。
 でも、馬車を強奪するシーンは、大迫力。
正真正銘の「どろぼうさま」です。

 ところが、ところが・・・、みなしごのティファニーちゃんを連れてきたことから、「すてきな三にんぐみ」へと大変身。本当にすてきな三ぐみが世界中に増えて、すてきな村があちらこちらにできていったらいいですね。

 正義感の強い娘は、善の行い以上に悪行のほうが強く心に残ったようで、やっぱり「どろぼうは悪いことだよね」と、意見を曲げず、「終わりよければ、すべてよし」とはならなかったようです。
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★5  この雛の顔に見覚えあり! 投稿日:2010/09/21
ガーリャさん 40代・ママ・その他  女の子6歳
ツバメのくらし
ツバメのくらし 作: 菅原光二
出版社: あかね書房
じいじの家のツバメの巣を見て、ツバメのことをもっともっと知りたくなった娘が、「パパにも教えてあげたい!」と言って、自分で見つけて借りてきた1冊です。
 
 写真絵本になっていますが、それぞれの写真に日付や解説も書き加えられていて、観察日記のような印象も受けます。特に、、コンクリートの町中でも、人や車に気を配りながら、せっせとどろを運び、草一本も無駄にせず、一生懸命に巣作りをするツバメの姿は感動的です。

 そして、やっと迎えたひなの誕生の瞬間。でも、目を閉じたままの「ピンク色のはだかんぼう」を見て、「え〜!かわいくな〜い!」と、びっくりしている娘に、「このひなにそっくりな子を見たことあるよ。」と見せてあげたのが、娘が胎児の頃の超音波の写真。ひなのような、宇宙人のような写真に、さらに度肝を抜かれた様子でした!

 でも、小さなひなたちも、やがて親と分かれ、秋には、はるかかなたの南方まで自力で渡っていくのですよね。じいじ、ばあばの家でも、今年は、天候の影響のためか、未だに卵を産んでいないと、心配していましたが、無事に雛が孵って、新しい家族が巣立っていってくれるといいな、と願っています。この絵本を読んで、そんな気持ちがより一層強まりました。
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★5  そんなに好きなら 投稿日:2010/09/21
ガーリャさん 40代・ママ・その他  女の子6歳
水の生き物
水の生き物 監修: 奥谷 喬司 武田正倫
出版社: Gakken
 同シリーズ4冊目の図鑑は、「水の生き物」を選びました。
めだか、おたまじゃくし、子ガエル、カニ、タニシ、カワニナ・・・と、どんどん増え続けている我が家の「水の生き物」たち。すべて娘が捕まえてきた生き物です。
そんなに好きなら、と買ってあげたのが、この図鑑!

 貝殻集めも大好きな娘は、きれいな貝の写真にうっとり。貝だけでも、50ページくらいはあります。
カニやクラゲなど苦手なお子さんでも、貝の写真は楽しめるかもしれませんね。
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★5  親子の心をつないでくれた1冊 投稿日:2010/09/21
ガーリャさん 40代・ママ・その他  女の子6歳
鳥 監修: 小宮 輝之
出版社: Gakken
 動植物が大好きな娘のために、同じシリーズの「花」と「植物」に続き、「鳥」も揃えてみました。
「花」と同じく、とにかく写真がきれいです。特に、一瞬の動きを捉えた貴重な写真も多く、眺めているだけで感動します。
 鳥に詳しい娘も、新たな発見に驚かされるようで、食い入るように見ています。

 今日も、パパと犬の散歩に行った際、出会った鳥を、早速図鑑でチェック。「しっぽがとっても長い鳥だったの」と言いながら、1ページ1ページ楽しそうにめくっています。「あっ、これだあ!」 やっと見つけた鳥は、キジ科のヤマドリでした。わあ、本当に尾が長いね。

 この図鑑を買って1番うれしかったのが、パパが故郷のヨーロッパで子どもの頃に飼っていた鳥を、いっしょに見つけられたこと! 
娘は初めて見る鳥に、パパは何十年ぶりかの再会(?)に、心の底から喜んでいました。
 コジキヒワというアトリ科の鳥。なるほど、ヨーロッパ、アフリカ北部などに住む、と書いてあります。同じアトリ科の鳥、カナリアのように、とても美しい声で鳴くそうで、娘も実物を見てみたい、と楽しみにしています。

 過去と現在を、そして、親と子の心をつないでくれたこの図鑑に感謝しています。
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★5  子どもの感性のままに 投稿日:2010/09/21
ガーリャさん 40代・ママ・その他  女の子6歳
にじいろのさかな
にじいろのさかな 作・絵: マーカス・フィスター
訳: 谷川 俊太郎

出版社: 講談社
 アメリカの図書館の児童書コーナーで、真っ先に目に付くのがこの絵本。どこの図書館に行っても、このシリーズのうち1冊は、お薦めコーナーの棚に陳列されています。もちろん娘にも読んであげましたが、そのときの反応はいまいち。

 ところが、谷川俊太郎さんの訳で読んでみると、食い付き方がまったく違うんです! 「光物だ〜いすき!」な娘ですが、銀のうろこばかりに目を奪われるのではなく、まさにストーリーに引き込まれる、といった感じでした。

 ラストのシーンで、にじうおが、みんなにうろこを分けてあげると、思わず笑顔で大拍手。そして、まだ背びれや尾びれにも残っている銀色の筋模様を数えて、(筋が9本で、魚もにじうおを含めて9匹なので)「あっ、ちょうどいいよ! こっちもみんなに分けてあげれば?」と、提案していました。

 娘に、自分だったらどうする?と聞いてみたら、「うろこみたいなキラキラ光るシールを、お手紙の中に入れて、みんなにあげる。」との答え。なんだか小学生らしくて、かわいいな、と思いました。

 賛否両論あるようですが、にじうお自身も、周りのみんなも、しあわせそうな笑顔に包まれた最終ページ、そして、それを見つめる子どもの純粋な笑顔に、教訓、物欲云々も、すべて消えていったような気がしました。

 これからも子どもの感受性を大事に、評価も子どもの視点でしたいな、と思います。
参考になりました。 6人

★5  命のつながり 投稿日:2010/09/21
ラブケイさん 30代・ママ・東京都  男の子6歳、男の子2歳
おじいちゃんは106さい
おじいちゃんは106さい 作: 松田 もとこ
絵: 菅野 由貴子

出版社: ポプラ社
タイトルだけを見てどんな本かな〜と借りてきて、息子に読みました。
まず106歳ってだけで子供は驚き喜び、自分にはひいおじいちゃんやひいおばあちゃん、ひいひいおじいちゃんはいるのか、と聞いてきました。
最後の家系図で命がつながっている、ということをとても実感したようで、じゃあ、僕のおじいちゃんがいなかったら、ぼくも生まれて来なかったってこと?と一生懸命考えていました。
命がつながってるってこと、ただ口で伝えるだけでは本当のところまでは伝わりにくいけど、この絵本を通して胸の奥にとても響いて伝わってきたようです。
命を大切に思えるような子に育ってほしいといつも願っていました。
それを手助けしてくれる素敵な絵本でした。
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★5  ポワ ポワ ポワワ〜ン 投稿日:2010/09/22
キャッティーさん 30代・ママ・京都府  男の子5歳、男の子3歳、女の子0歳
ふしぎなキャンディーやさん
ふしぎなキャンディーやさん 作・絵: 宮西 達也
出版社: 金の星社
キャンディ屋さんで、不思議なキャンディを買ったブタくん。
なめた本人に、様々なことが起こります・・・

なめている間だけとは言え、とても楽しめるキャンディ。
子供のお小遣いで買えちゃうくらいの値段だったら、
うちの子も欲しがること間違いありません!
でも、ほどほどにしなくてはブタくんのように痛い目見ますね・・・
残りの5種類のキャンディの効果も気になるところです。

宮西さんのオオカミ×ブタくんのお話にハマっている6歳の長男。
読んでやっても喜びますし、1人でもよく読みふけっています。

ポワ ポワ ポワワ〜ン。
透明になるところが1番のお気に入りのようですよ。
参考になりました。 0人

★5  悲しいお話だけれど 投稿日:2010/09/21
ガーリャさん 40代・ママ・その他  女の子6歳
にんぎょひめ
にんぎょひめ 作: アンデルセン
絵: いわさき ちひろ
訳: 曽野綾子

出版社: 偕成社
 今までにも他の絵で何度も読んだ物語。「悲しいお話は、嫌い」と言う娘に、我が家にも何枚か飾ってあるいわさきちひろの絵を指差しながら、「きれいな絵を楽しんでごらん」と言って読み始めました。

 曽野綾子の文も美しく、最後に泡となって消えてゆく場面でも、「かなしみではなく、ひとを あいした よろこびに つつまれながら、たかい たかい そらへ のぼっていきました。」と、結ばれています。

 それでも、「やっぱり悲しいから、いやだ。他のプリンセスのお話は好きだけど、人魚姫は嫌い。」と、目を伏せ、今にも泣き出しそうな娘。
戦争のお話なども、幼い子には無理して読ませることはないと聞きますが、今はまだそういう時期なのかもしれないな、と思い、子どもの感じるままを大切にしてあげようと思いました。
まだまだ楽しいことばかりの毎日の中に身を置いて、しあわせな子ども時代を満喫してしてほしいと願っています。
 
 ディズニーの「リトルマーメイド」は、ハッピーエンドになっていますが、10年後、20年後に、心に残る作品として、原作により忠実で、芸術的にも優れた、こちらの絵本を選びました。
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