新刊
はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本

  • かわいい
  • ギフト
  • ためしよみ
話題
きょうりゅうのわかっていること・わかっていないこと

きょうりゅうのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)

「わからない」って楽しい!国立科学博物館監修の恐竜絵本!

  • かわいい
  • 学べる
  • ためしよみ

TOP500

ウルトラのぱぱ

パパ・60代・宮崎県、男の子21歳

  • Line
自己紹介
男の子の父親です。
ひとこと
息子が寝る前に,絵本を読んであげていました。
妻が趣味で集めていた絵本が中心ですが,その感想を絵本ナビに書いています。
絵本に興味を持っているお父さんの参考になれば,幸いです。


おすすめ幼年向け童話(絵本)

公開

ウルトラのぱぱさんの声

220件中 81 〜 90件目最初のページ 前の10件 7 8 9 10 11 ... 次の10件 最後のページ
自信を持っておすすめしたい 共感することの大切さ  投稿日:2011/05/18
モンスター・ホテルでなつやすみ
モンスター・ホテルでなつやすみ 作: 柏葉 幸子
絵: 高畠 純

出版社: 小峰書店
 古い郵便局と小さな公園のあいだにあるホテル。そこは人間が知らないモンスターだけのホテルです。
 今回登場するのは,おんぶおばけの子供の「オンブブ」。夏休みの宿題として,たった1人で,町のホテルまで行くことになります。

 このシリーズは,毎回登場するユニークなモンスターがとても楽しみです。それも,全然恐くないものばかりなので,恐がりの息子も大好きです。

 今回の「おんぶおばけ」は,人間には見えず,人間の背中に乗って異動するのですが,初めて1人で町に行く「オンブブ」は様々な体験をします。
 その体験の中で,自分が何もできなくても,悲しみを共有する事,その人の事を大切にしたいと思うことだけで,自分の悲しみがいやされ,自分が孤独では無いことを知ることになります。

 日常の生活のほんの隣にあるように見える異世界。いつか,自分もそこに行けると思っていても,決してそこには行けない。
 でも,ほんの一時だけ,その世界に行ける時がある。柏葉さんが書き続けるファンタジーは,その異世界への扉なのだと感じました。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい がんばれ!  投稿日:2011/05/11
トレバー、がんばって
トレバー、がんばって 作・絵: ロブ・ルイス
訳: 橋本恵

出版社: ほるぷ出版
 大好きなおばあさんへ,病気のお見舞いのプレゼントを贈ろうと思ったトレバー。でも,お金がありません。
 そこで,トレバーは,手作りのプレゼントをしようと考えます。

 本の原題は,「Try Again Trevor」。トレバーは,寒い中,何度もプレゼントの材料を探し出して,作ろうとしますが,失敗してしまいます。そして,結局こわれた弓しか作れなかったのですが,それが最後におばあちゃんへの最高のプレゼントになります。

 トレバーがおばちゃんを想うやさしさ,失敗してばかりで何も作れない悲しみ,情けなさがよく伝わってきます。

 でも,何度も失敗しながらがんばった事とおばあちゃんを大切に想う気持ちが,おばあちゃんへ最高の贈り物を贈ることになります。

 とても心があたたかになる絵本でした。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 変わらない楽しさ  投稿日:2011/05/08
なにをたべてきたの?
なにをたべてきたの? 文: 岸田 衿子
絵: 長野 博一

出版社: 佼成出版社
 4月に童話作家・詩人の岸田さんが逝去されました。岸田さんの作品の中で,息子が特にお気に入りだったのが,「かばくん」とこの絵本です。

 読み聞かせにとてもよい絵本だと思います。りんご,メロン,ぶどうと次々に食べていく白ぶたくん。あれれ!と思っているうちに,お腹ににその食べ物の色が出てきます。 
 息子と次は何色になるのかな?と話ながら読んでいきました。そして,石けんを食べた時の反応をとても喜んだのを覚えています。
 長野さんの描く様々な種類のぶたも本当に楽しめます。

 様々なものを食べて,結局は元の白いぶたに戻った白ぶた君。だけど,みんなには白ぶた君が大きくなったように見えます。

 色々な体験をする楽しさ,大切さを教えてくれる絵本です。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 2人の友情物語  投稿日:2011/05/07
ふたりはともだち
ふたりはともだち 作: アーノルド・ローベル
訳: 三木 卓

出版社: 文化出版局
 「がまくんとかえるくん」シリーズの1冊です。タイトルのとおり,2人の友情にかかわる出来事が描かれています。

 5つの短編が収められているのですが,単なる友情物語で終わっていないのが,この本が1972年の発行以来,読み継がれている理由かなと思いました。

 2人の友だちを思う気持ちは,ある時は1人で空回りしたり,本当に遠回りしながら,やっと相手に伝わります。そんな不器用な友情がユーモアに包まれて描かれています。

 息子に読んであげた時も,「すいえい」(他人に自分の水着姿を見られたくないがまくんのお話)で,みんなが,がまくんを笑うのが納得できないようで怒っていました。

 友情とは,いろいろな経験を積み重ねながら,深まっていくものだということを,ユーモアにちょっぴり皮肉を利かせて描いた本だと思いました。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい これは恐い!  投稿日:2011/05/07
のっぺらぼう
のっぺらぼう 作: 杉山 亮
絵: 軽部武宏

出版社: ポプラ社
 これは,結構恐い絵本です。恐がりの息子は,読んでいる途中で,恐くなって読むのを止めてしまいました。

 お話は,基本的には小泉八雲の「むじな」と同じですが,主人公は男の子で,山に薪をとりに行って,「のっぺらぼう」に遭遇します。

 軽部武宏さんの絵も少し不気味な感じで,怖さが増してきます。ただし,絵本を全部読んでしまうと,少し安心する仕掛けもありますので,あまり恐がりでない子供さんなら大丈夫だと思います。

 まだ読んでいない人のために,ラストは秘密にしておきますが,最後がなんとも味があって,面白いと思いました。
 
 お父さんの読み聞かせにお勧めです。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい ことわざに親しみたい  投稿日:2011/05/03
新装版 日本のことわざかるた
新装版 日本のことわざかるた 作: 西本 鶏介
絵: いもと ようこ
編集: 西本 鶏介

出版社: ポプラ社
 日本のことわざが,カルタになっています。絵札は,いもとようこささんの優しくてユーモアあふれる絵が描かれています。
 絵札の裏には,ことわざの意味と使い方(文例)が書かれていますが,小さい子供には少し難しいかなと思いました。(でも,漢字に全て読み仮名があり,子供だけでも読めると思います。)

 息子と遊びましたが,ことわざの意味は理解できなくても,何度かやるうちに,ことわざを覚えてしまいました。なかなか,詳しい意味までは,説明できませんでしたが,ことわざに自然に親しむ事ができたと思います。

 使われていることわざも,動物を中心に分かりやすいものが多く,楽しめると思います。
 (私たちが日頃使っていることわざですが,正確な意味を理解していないものもあります。大人も結構役に立つかも?)
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 静かな森の中での出来事  投稿日:2011/05/02
しずかなおはなし
しずかなおはなし 作: サムイル・マルシャーク
絵: ウラジミル・レーベデフ
訳: 内田 莉莎子

出版社: 福音館書店
 ミュージカル「森は生きている」でよく知られるマルシャークが書いた詩が絵本になったものです。

 静まりかえった森の中での出来事が描かれています。しずかなお話となっていますが,ハリネズミを狙うおおかみとの息詰まるような緊迫した場面が印象的です。
 誰もが寝静まった森の中での,生死をかけた動物たちの営みが,抑えた色彩で,描かれています。

 息子に読んであげた時も,初めは小さな声で,おおかみと出会う場面は,少し強い口調で,無事にうちに帰り着いた時は,また小さな声で,抑揚をつけて読んでみました。

 森の静けさが,心にしみるような絵本です。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 知りたがりの病気とは?  投稿日:2011/05/01
エルマーとりゅう
エルマーとりゅう 作: ルース・スタイルス・ガネット
絵: ルース・クリスマン・ガネット
訳: 渡辺 茂男

出版社: 福音館書店
 「エルマーのぼうけん」の続編です。と言っても,エルマーの冒険は,前作で終わっておらず,エルマーがりゅうを救い出してから,自分の家に帰るまでが描かれています。
 
 今回,登場するのは知りたがりの病気にかかったカナリヤの王様です。
 どうぶつ島から帰る途中,嵐にあったエルマーとりゅう。この先どうなるのかと心配させますが,ようやくたどり着いた島にいたのは,猛獣ではなく,カナリヤたち。
 息子とハラハラしながら読んでいたのですが,少し拍子抜けしてしまいました。

 そこで出てきたのが,「知りたがりの病気にかかったカナリヤの王様」。王様だけが,宝物の秘密を知っているのですが,そのために知りたがりの病気になってしまう。知れば知るほど,また知りたくなってしまう人間の性を感じさせます。

 その後宝を見つけ出し,お土産を持って,無事生還。本当に最後まで楽しむ事ができます。

 それにしても,エルマーはこの本でも,みかんを食べています。いったい,いくつリュックサックに入れて,いくつ食べたのか,一度表にして,確かめたくなりませんか?
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 赤ちゃんの読み聞かせに  投稿日:2011/04/30
のせてのせて
のせてのせて 文: 松谷 みよ子
絵: 東光寺 啓

出版社: 童心社
 松谷みよ子さんの「赤ちゃんの本」シリーズの中で,息子が一番お気に入りだった絵本です。

 まこちゃん(男の子かな?)が運転する自動車に,うさぎや熊などの動物を次々に乗せていくお話になっています。
 息子を膝の上にのせて,体を揺らしながら,「ブブー」と言いながら読んであげました。

 次々に登場する動物。そして最後のトンネルを抜けて,明るいお日様に喜ぶ場面。本当に楽しい。
 当時は,まだ息子も絵本の内容を理解していたとは思えませんが,繰り返しと「ブブー」「びゅーん」など声に出して読むと,とても喜んでいたのを覚えてます。

 赤ちゃんの読み聞かせに最適な絵本です。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい シリーズの1作目です  投稿日:2011/04/29
14ひきのひっこし
14ひきのひっこし 作・絵: いわむら かずお
出版社: 童心社
 14ひきのシリーズは,季節感があふれ,とても大好きですが,このシリーズの1作目は少し違います。

 14ひきがお引っ越しをし,木の根っこに自分たちの家を作るまでが描かれています。
 他のシリーズでは,家族が楽しそうに行動しているのですが,この絵本では,恐ろしい「いたち」に遭遇する場面,「ふくろう」に襲われないように,寝ずの番をする場面などが描かれています。 
 14ひきの家族の絆は,このような苦労を重ねることで,築きあげられた事を感じさせます。

 でも,恐い場面はこれだけで,家族で協力して,水道を引き,家を作る場面は,本当に楽しく読めます。

 家族の原点を知ることができる,1冊です。
参考になりました。 0人

220件中 81 〜 90件目最初のページ 前の10件 7 8 9 10 11 ... 次の10件 最後のページ

絵本ナビがこの冬イチオシ! 『一年一組せんせいあのね こどものつぶやきセレクション』レビュー大募集

出版社おすすめ

  • うつくしいってなに?
    うつくしいってなに?
    出版社:小学館 小学館の特集ページがあります!
    きみの だいじなものは なに?窓から見えるいろいろな景色。夕暮れ、海、船、夜空、星、都会の明かり。

全ページためしよみ
年齢別絵本セット