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ウルトラのぱぱ

パパ・60代・宮崎県、男の子21歳

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自己紹介
男の子の父親です。
ひとこと
息子が寝る前に,絵本を読んであげていました。
妻が趣味で集めていた絵本が中心ですが,その感想を絵本ナビに書いています。
絵本に興味を持っているお父さんの参考になれば,幸いです。


おすすめ幼年向け童話(絵本)

公開

ウルトラのぱぱさんの声

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なかなかよいと思う 虫って何を食べてるの?  投稿日:2011/04/27
むし・むしレストラン
むし・むしレストラン 作・絵: しもだ ともみ
出版社: 教育画劇
 仲良しの5匹の虫が,レストランを開くことになりました。5匹は,それぞれの店で,自分の好きなものを出すのですが,実際に集まってきたのは,全然違う虫たちでした。

 虫好きの息子が,幼稚園の時に本屋さんで見つけて,購入しました。息子は,庭にいるダンゴムシが好きで,よく遊んでいましたが,この本でダンゴムシが何を食べるのか,初めて知ったようです。

 この絵本では,昆虫がどんなものを食べているのか,昆虫の形態から分かりやすく説明されています。そうかと言って,難しいだけの絵本ではなく,虫たちがレストランを開くというストーリーもあって,とても楽しめます。

 私もそんなに虫に詳しい分けではないのですが,登場する虫も少し擬人化していながら,正確に描かれているのではないかと思いました。

 虫好きの子供さんにどうぞ。
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自信を持っておすすめしたい ごんと兵十の孤独  投稿日:2011/04/25
ごんぎつね
ごんぎつね 作: 新美 南吉
絵: 黒井 健

出版社: 偕成社
 小学校の教科書で読んだ記憶があるのですが,本当に久しぶりに読みました。息子も,幼稚園の読み聞かせで聞いたのか,あらすじを知っていました。

 兵十が病気の母親のためにとったウナギを、いたずら心からつい逃がしてしまったごん。ごんは,その償いのため,毎日兵十に栗や松茸を届けます。
 話の内容は,よく知っていますが,大人になって読んでみると,ごんと兵十の孤独が,ひしひしと伝わってきます。ごんも親を亡くし,兵十もたった一人の肉親である母親を亡くし,その二人が心を通じあえたばかりでの悲劇。やはり,心にしみます。

 新見南吉が,口伝をまとめ創作したという記憶から,語り手が話を進めると思いこんでいましたが,実際はごんの視線で物語が進行します。そのため,ごんの心の動きがよく分かります。いたずらをしたことへの後悔,やさしさ・・・本当に「人間らしい」気持ちの変化が新鮮でした。
 
 息子は,撃たれたごんが可哀想だと言っていましたが,これから成長し,何度か読むごとに,ごんと兵十の気持ちを理解していくのだなと,何故か寂しいような気持ちになりました。

 黒井健さんの絵は,きつねの毛の質感が感じられる繊細な絵で,本当に幻想的で素晴らしいと思いました。
 皆さんも,よく知っているお話だと思いますが,是非もう一度読んでみてください。
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なかなかよいと思う 妖怪商店街?  投稿日:2011/04/24
妖怪横丁
妖怪横丁 作: 広瀬 克也
出版社: 絵本館
 息子が大好きな妖怪の絵本が出ました。それも,妖怪の住む妖怪横丁。もっとも,絵本では,妖怪の住む町というより,妖怪の商店街と言った方がしっくりきます。

 様々な妖怪が,お店をやっています。ひとつめめがね店,のっぺら美容室・・・。絵もそんなに恐くないので,恐がりの息子でも大丈夫です。

 妖怪を知っている私には,あずきとぎ,ぬりかべ等が何故そんなお店をやっているのか分かるので,面白さも増すのですが,あまり詳しくは知らない息子には,ちょっと残念だなと思いました。(表紙と裏表紙には,妖怪の名前がのっているのですが,簡単な紹介もあればもっと楽しめたのにと思いました。)

 でも,これでもかと言う程出てくる妖怪たちは,圧巻です。後で,読み返して,結構笑える場面がありますので,親子で探してみるのも楽しいと思います。

 妖怪をよく知っている子供だけでなく,あまり知らない子供も十分楽しめると思います。
 どんな妖怪かをお父さんが教えてあげれば,少し尊敬されるかも・・・。
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なかなかよいと思う 楽しい言葉あそび  投稿日:2011/04/22
わにがわになる
わにがわになる 作: 多田 ヒロシ
出版社: こぐま社
 「わにがわになる」「おにのおにぎり」など楽しい語呂合わせ(というか「だじゃれ」かな?)が書かれています。少しとぼけたような表情の絵も,語呂合わせの言葉に合っていて,楽しめます。

 子供には,2,3歳の頃に読んであげたと思いますが,初めはピンとこなかったようで,どちらかというと私の方が面白がっていました。
 その後,少し語彙が増えた頃に,子供もだじゃれが大好きになり,この本を声を出して読んで,喜んでいました。

 子供の反応を見ると,「だじゃれ」を理解するのも,高度な言語能力が必要なのだなと感じました。 
 だじゃれがうまく理解できない子供さんでも,愉快な絵で楽しめますが,絵本を読む子供の反応で,子供の成長を感じることができる絵本です。
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自信を持っておすすめしたい 写真の絵本が新鮮!  投稿日:2011/04/22
イエペは ぼうしが だいすき
イエペは ぼうしが だいすき 作: 文化出版局編集部
写真: 石亀 泰郎

出版社: 文化出版局
 イエペは帽子の大好きな3歳の男の子。何と帽子を100個も持っています。お気に入りは茶色の帽子です。

 デンマークのコペンハーゲンの男の子の1日が描かれているのですが,それが全て写真の本です。

 写真の絵本は,初めて読みましたが,登場する子供たちが本当に自然に撮られていて,驚きです。30年ほど前に出版されているとは思えないほど,新鮮に感じました。

 どのようにして,写真を撮ったのか,本当に不思議だったのですが,写真家の石亀の経歴を見て,納得しました。石亀さんは,世界中の子供たちの写真を撮り続けているのですね。だから,子供の気持ちに寄り添ったこのような写真がとれるのかと,思いました。

 写真でも,こんな絵本が作れるのか,驚きの本でした。
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なかなかよいと思う これから結婚する人に  投稿日:2011/04/22
しろいうさぎとくろいうさぎ
しろいうさぎとくろいうさぎ 文・絵: ガース・ウィリアムズ
訳: まつおか きょうこ

出版社: 福音館書店
 子供には,5歳の頃に読んであげましたが,あまりピンとこなかったようです。読んでいる私も,何か照れくさくて,これは大人の絵本だなとつくづく思いました。

 絵も,うさぎの毛のふわふわした優しく繊細な絵ですが,基本的には白と黒の2色で,少し暗い感じがします。

 黒うさぎの強い想いが,白うさぎに通じたと言えるのですが,少し意地悪な見方をすれば,何故白うさぎが急に黒うさぎと結婚する気になったのか唐突な感じがします。

 でも,この絵本が,当時発売されたアメリカで「白い」うさぎと「黒い」うさぎの結婚が人種的なテーマを連想され,話題になったという話を聞けば,黒うさぎの悲しみと黒うさぎの想いを受け入れた白うさぎの気持ちが強く伝わってきます。

 このような見方が,正しいかどうかは分かりませんが,白うさぎの「強く願えばきっとかなう」という言葉のとおり,人を愛する強い気持ちが,困難を乗り越える力になることが伝わってくる絵本です。
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なかなかよいと思う 新しい発見  投稿日:2011/04/21
おじさんのかさ
おじさんのかさ 作・絵: 佐野 洋子
出版社: 講談社
 おじさんは,りっぱな傘がぬれるのが嫌で,雨の日でも傘をさした事がありません。でも,雨の日に子供達の楽しそうな歌を聴き,傘を開いてみることにしました。

 物を大切にするあまり,その本質を見失ってしまう。そんな教訓的な意味もあるのかもしれません。
 でも,私はこんなおじさん(私もおじさんですが)でも,初めて大好きな傘を雨の日に使うという経験で,新しい楽しみを発見できた事が,何だかうれしく感じました。

 日常の何気ない事も,違った見方をすれば,何か新しい発見があるかもしれません。そんな気持ちにさせられる絵本です。
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なかなかよいと思う 仲がよいのか悪いのか?  投稿日:2011/04/19
ふたり
ふたり 作・絵: 瀬川 康男
出版社: 冨山房
 見開きの右のページに猫とネズミの絵が,左のページに「にやり」「ひらり」など語尾が「り」の言葉が書かれています。

 猫やネズミは,松谷みよ子さんとの「いないいないばあ」と違い,細かく書き込まれたリトグラフです。
 でも,動きはダイナミックで,猫とネズミのやり取りが「にやり」等の言葉と合っていて,とても面白い!

 子供には,絵を見せながら,少し大げさに「にやり」「ばたり」と言いながら読んであげました。
 最後の「ふたり」は,猫とネズミが疲れて,一緒に寝ている絵になっていて,何だか読み終わって,心が暖かくなった気がします。
 
 小さなお子さんと楽しめる絵本です。
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自信を持っておすすめしたい さななくんの想像が楽しい  投稿日:2011/04/16
さかなはさかな
さかなはさかな 作・絵: レオ・レオニ
訳: 谷川 俊太郎

出版社: 好学社
 大好きなレオ・レオニの作品です。
 仲良しの魚とおたまじゃくし。やがて,おたまじゃくしは,蛙になり,池の外へ飛び出します。
 魚は蛙から地上の話を聞き,自分も地上へ飛び出してしまいます。

 「さかなはさかな」そう,魚は魚であって,蛙ではない。
 確かに,魚は,水の中でしか住めない。しかし,それは魚の特徴であって,そこが魚らしさでもある。
 人間もそれぞれ自分らしさがあるのであって,それは決して人として劣るものではない。
 この絵本で,そんな事を感じました。

 とにかく,魚が想像する地上の生き物(人間や鳥)などが,色鮮やかで,本当に楽しい!
 息子は,特にかえるが想像する鳥がお気に入りでしたが,こんな鳥あり得ないと言いながらも,親子で楽しめました。
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自信を持っておすすめしたい 本当にパワフル!  投稿日:2011/04/16
せんたくかあちゃん
せんたくかあちゃん 作・絵: さとう わきこ
出版社: 福音館書店
 「ばばばあちゃんシーリーズ」のさとうわきこさんのデビュー作。ばばばあちゃんに負けないパワフルなかあちゃんが登場します。

 何でも洗濯してしまう、洗濯が大好きなかあちゃん。子供や動物、しまいには、汚れたかみなりさんも洗濯してしまいますが・・・。

 本当に豪快な絵本です。母ちゃんのパワフルさがすごい!面白い!お話も、最初は服の洗濯から始まって、それが動物、人間・・と豪快に拡がっていきます。
 かあちゃんのせりふも豪快で、子供に読み聞かせていて、楽しくなります。

 作者のさとうさんは、みんなが読んで元気になる話が好きだとおっしゃっていたそうですが、この絵本も読んで楽しく、元気になる絵本です。
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