新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

ちいさいおうち」 みんなの声

ちいさいおうち 作・絵:バージニア・リー・バートン
訳:石井 桃子
出版社:岩波書店 岩波書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,870
発行日:1965年12月16日
ISBN:9784001105537
評価スコア 4.68
評価ランキング 2,129
みんなの声 総数 170
  • この絵本のレビューを書く

並び替え

170件見つかりました

  • パパも子供も大好き!

     この本は主人が小さい頃大好きだった絵本ということで、子供が1歳になる前から読み聞かせていました。絵も派手ではないし字が多いのにもかかわらず、その頃からの息子の大好きな絵本です。それでもページ中の文章の半分以下しか読ませてもらえず、次々とページをめくっていたのですが、最近になって(2歳半)やっとすべての文章を読むのを聴いてくれるようになりました。
     ちいさいおうちのおかげで、息子は季節について知り、お日様やお月様が大好きになりました。
     子供にもいいですが、大人にとっても、いろいろ考えさせられる絵本です。

    投稿日:2003/11/16

    参考になりました
    感謝
    0
  • 絵と文章の文字のレイアウトに注目

    • サユリエミカさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子13歳、女の子11歳、女の子8歳

    図書館で何度か借りて子ども達に読んであげていました。4年ぐらい前ようやく買うことができ、感激です。内容は、あの時代に書かれたものとしてはかなり先をよんでいるなという作品ですね。いま、私たちが住んでいるところは東京から1時間あまりの人口30万人を越す町ですが、10年前に駅から2.5キロ程はなれた農家の集落の一部に家を建てました。しかし、数年前、区画整理地区になり毎日のようにトラックが出入りし、昔の道は移動し舗装されています。まさしく、ちいさなおうちの世界のようです。子ども達も今までののままがいいといいます。夫もここが賑やかな町に変貌したら引っ越すか?とも言っています。防風林は切り倒され小鳥達のすむところが減り、我が家の南側の木に集まるようになりました。この木も3年後には倒されてしまうのです。毎朝小鳥のうるさい鳴き声で目がさめるのに・・。春にはうぐいすが鳴き方の練習にきます。とてもへたくそで、私が口笛でお手本を教えてあげたら怒っていってしまいました(ホントの話)。夏は朝から耳元でセミが鳴く。秋には虫の声。冬にはコジュケイが姿をみせていたのに・・・。読者のみなさんも多かれ少なかれ「ちいさいおうち」のような体験をされていませんか?
    便利な社会になっても自然の大切さ、忘れないでいたいですね。子ども達も自分とこの「ちいさいおうち」を重ね合わせて感じ取っているようです。
    そうそう、我が家の子ども達は内容はもちろん、この絵本の絵に合せて文章が配置されているのが気に入っています。既に気づいている方も多いと思いますが、細かく書き込まれた絵と文章の流れを見合わせながら読むと一層楽しいですよ。

    投稿日:2003/11/07

    参考になりました
    感謝
    0
  • わたしが好きなのです

    この本は小さいころに表紙の絵を見たことがあり図書館でみつけてかりました
    季節のうつりかわり、変わっていく中で変わらないもの自然が絵がすてきです
    娘も長いお話ですがきいています
    大きくなってこの本をすきだっていってくれるとうれしいな
    早速 本屋で小さい版の本を購入しました

    投稿日:2003/11/05

    参考になりました
    感謝
    0
  • 人生に必要不可欠の絵本!

    • ブジィさん
    • 10代以下
    • その他の方
    • 奈良県

    中学の夏休みの自由課題として、この絵本を翻訳しました。小さなニュアンスに注意して、終わったあといしいももこさんの訳と比べてみました。やはり独特の柔らかな雰囲気や懐かしい田舎の雰囲気などがうまく表現されていて、感動したのです。幸せ、不安、悲しさ、嬉しさ、ちいさないえの様々な感情が切なく強く読者に伝わります。ぜひ読んでみてください。

    投稿日:2003/11/04

    参考になりました
    感謝
    0
  • しみじみします

    • くまごろうさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子4歳、男の子2歳、男の子0歳

    月日の移り変わりを絵でこれだけ表せることに感動します。こどもはおうちの立場に感情移入し
    ラストでいつもホッとした顔をし、こちらもおもわず微笑んでしまいます。
    じっくり読み聞かせたい本です。

    投稿日:2003/11/04

    参考になりました
    感謝
    0
  • 忘れられない本です

    • モモロウさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子1歳

    昔読んで印象的な本だったので懐かしく思い読んであげました。
    2才前の子供には少々ボリュームがあり心配でしたが、自分から本を持って来て、ジーッと聞いていてくれました。
    まだまだ理解するには難しいのでしょうが、四季が移りゆく情景など想像してくれたと思います。
    月や落ち葉、風、音など大人がきがつかないことを絵本から吸収し、実際に体で感じているようです。
    もう少し時間をおいてまた読んであげたい本です。

    投稿日:2003/11/04

    参考になりました
    感謝
    0
  • 「しあわせ」を感じた最初の絵本

    この本は私が気に入って娘の1歳の誕生日にプレゼントしたものでした。私が絵本を読んでいるのをいつも聴いていた娘でしたが、そのときは何の反応もとりたててありませんでした。小学校の頃、時々一人で眺めいっていました。高校生のとき私に「今でもお家が真ん中にあって、周りに花や木があって鳥が飛んでいて、犬がいて、ねこがいて、人間がどこにどのように描かれているかちゃんと覚えているよ。何回みても季節が巡る場面はあきない場面だった。でも、一人で本を見るとき、ちいさいおうちがスモックや開発で汚れて忘れられていく背景が黒くなる場面は怖くて飛ばしていたわ。でも最後にまた家族が面倒を見てもとの花咲く丘にお家が行くことになりほっとしたなあ」と思い出を語ってくれました。この本は色と形で文字が読めなくとも小さいお家の壮大なドラマを語っています。娘がこの本の最後のページに当時覚えたばかりの拙い字で「そしてしあわせにくらしました。おしまい。」と落書きをしているのを見ると、子供にとってお話の終りはいつも幸せになることの大切さをあらためて思います。また幸せはどういうことかを子供なりに始めてこの絵本で感じ取ったのだと思います。抽象的な幸せという言葉を物語と構図をマッチさせ、工夫したこの絵本は主人公の「ちいさいおうち」と同様に何代も何代も人々から大切に愛され続ける本であろうと思います。古典中の古典です。

    投稿日:2003/11/04

    参考になりました
    感謝
    0
  • すみたいな。ちいさなおうち

    • ゴーシュさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子9歳、女の子5歳、女の子4歳

     私が子どもの時は、こんなおしゃれな家はどこにもなくて、「なんて素敵なんだろう!ちいさいおうちの次の引越しさきは、絶対に私の家だ!」と勝手に決めつけていました。
     季節ごとに変わる背景が、とても美しく、反して町に残されて段々ボロになっていくおうちの姿は切なくて、そのページはとばして読んだことを、覚えています。
     今でもおうちは、引越し続けているのか、それとも安心していつづけられる場所を見つけたのかな?

    投稿日:2003/11/04

    参考になりました
    感謝
    0
  • もしかしたら怖い話かも・・・

    ちいさいおうちは、NHKの教育放送で紹介されていたので、姪の誕生日に買ってあげました。田舎に建てられたおうちが、最初のどかな風景の中で笑っているように見えます。しかし年月が流れていくにしたがって、ぎすぎすした都会に埋もれ人が住まなくなったおうちはなんだか泣いているようです。
     やがて、むかしこのおうちを建てた人の「まごのまごのそのまたまご」にめぐりあって最後におうちはまた田舎にひっこしてよかったよかったって話になるのだけれど、その田舎の景色はいちばん最初のページに描かれたのとそっくりです。
     ひょっとして、これって、田舎にいる都会がくる、田舎に逃げる都会が追っかけてくるって、おうちにとっては無限の巡回じゃないかとも思えてきます。逃げても逃げても自然の破壊が追いついてくる……ほのぼのとした絵本でありながら、もしかしたらとても怖い話じゃないかと感じます。

    投稿日:2003/11/05

    参考になりました
    感謝
    0
  • 大人になってから読み返してみると・・・

    • ぼのさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子10歳、女の子7歳、女の子2歳

    私も子どもの頃に読んだ懐かしい絵本です。(「ひとまねこざる」や「ちびくろさんぼ」と同じ種類の岩波子どもの本で読みましたが、図書館で借りたのは少し大型の正方形の物です。)
    ちいさいおうちのまわりが、どんどん変わってしまい、最後に家ごと引っ越すあらすじはよく覚えていましたが、こうやって、大人になってから読み返してみると、実に味わい深い絵本だったのだと感動します。
    1日の流れ、月の満ち欠け、四季の移り変わり、人々の暮らし、そして時代の変化。変わっていくものと、決して変わって欲しくないもの・・・子どもももちろん、大人も深く考えさせられる絵本だと思います。
    私が生まれた頃のお話なのに、全然古さを感じません。

    3人の子に読んでいて、1番興味を持ったのは、小4の長男でした。絵の隅々の細かい所まで見て、時々ページを戻してくれと頼まれました。2才11ヵ月の次女には、まだ難しい内容でしたが、人間や動物や車の動きを見て喜んでいました。もう少し大きくなって内容がわかるようになったら、また読んでやりたいと思います。

    投稿日:2003/11/04

    参考になりました
    感謝
    0

170件見つかりました

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / がたん ごとん がたん ごとん

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



人気作品・注目の新刊をご紹介!絵本ナビプラチナブック

全ページためしよみ
年齢別絵本セット