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ルートビア

ママ・30代・宮城県、男5歳

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ルートビアさんの声

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自信を持っておすすめしたい 愛嬌のあるオオカミ!  投稿日:2006/06/20
はらぺこおおかみとぶたのまち
はらぺこおおかみとぶたのまち 作・絵: 宮西 達也
出版社: 鈴木出版
まるで、気の毒になるぐらい、情けないオオカミのお話です。

お腹のすいたオオカミ、「ブタの町を見つけた」と大喜びなんですが…
やっぱり、宮西さんのお作です。
すっかりブタたちに、手玉に取られてしまいます。
ああ、お話の面白みがなくなっちゃうので、詳しくかけないのが、非常に残念!
そして、いつもながらのこの展開に大喜びなのが、うちの息子。
単純ですが、弱き物が強き物をやっつける意外性が(絵本ではまあ、王道なんでしょうけど)
やはり受けの理由なのでしょうね。
そして、憎めないこのオオカミを、宮西さんが、愛情こめて(?)実に愛嬌たっぷりに描いています。
★をつけるのに、宮西さんびいきになってしまっているのでは…と思い、
シビアに見ようとしても、息子もここまで大好きなんだし…とまた、今日も星五つになってしまいました!
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自信を持っておすすめしたい 偏食大王  投稿日:2006/06/20
ぜったいたべないからね
ぜったいたべないからね 作: ローレン・チャイルド
訳: 木坂 涼

出版社: フレーベル館
偏食のお子さんに…と薦められて、この絵本を以前に読んでみたことがあったんですが、
その頃の息子には、お話の面白みが分からなかったよう。
でも、そろそろどうかしら、と
相変わらず偏食大王の息子に、もう一度読んで聞かせました。

さすがに、今度はお話の筋も分かったよう。
絵本に入り込んで聞いているようで、これはいいかも、と思いました。
うちの子供も、ローラのように食わず嫌いなので、ちょっとは身につまされるところもあったのではないでしょうか。
またこの絵本は、絵そのものと、絵の配置が面白い。
まるで、工芸作品のようです。

でも…
読み終えて、息子に聞いてみたところ、
やっぱり、「まんげつぶちゅっと」は食べたくないそうです。
名前変えても、だめなんだそうです。

いいもん、トマトもピーマンも、たまねぎも、今日の晩御飯に出すもん…。
「もうお腹いっぱい」も「残していい?」も聞かないもん。
毎度おなじみの、「野菜食べなきゃ、大きくなれないよ」砲しか、攻撃の手段はないけど、いいんだもん…。
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自信を持っておすすめしたい マジョリティとマイノリティ  投稿日:2006/06/18
おかえりなさいスポッティ
おかえりなさいスポッティ 作: マーグレット・E・レイ
絵: H.A.レイ
訳: 中川 健蔵

出版社: 文化出版局
非常に評価の難しい絵本だと思いました。

真っ白の毛皮に、赤い目の一家から、たった一匹、変わったうさぎが産まれました。
ちゃいろの模様に、青い目のスポッティ。
おかあさんは、その事に思い悩みます。
「おじいさんが知ったらいやがるかもしれないわ。かわいそうなスポッティ」

このおかあさんは、スポッティの事を愛しています。
けれど、やはり、この毛並みの変わった子供のことを、全面的には受け入れていないのかもしれません。
おじいさんの誕生日に、スポッティを置いて、他の兄弟たちと出かけてしまいました。
スポッティは、ひどく傷つき、自分のぶちを消してしまおうと努力をしますが、うまくいきません。
彼は、ついに、家を出る決心をします。

みんなと違う個性を持って生まれてくるという事が、どういうことなのか。
そして、それを受け入れるということが、どういうことなのか。
この絵本はそれを語りかけます。

前半がびっくりするほどシビアです。
子供たちが、スポッティのことをすんなりと受け入れているというのに、
大人たちは、スポッティがマイノリティであるがゆえに、そのすべてを受け入れることが出来ません。
けれど、この大人たちを非難することが、はたして私に出来るのだろうか、と考えさせられました。
すべての人をうけいれるべきだ、と口にするのは簡単です。
それは、正しい意見であり、理想です。
けれども、これほど難しい課題はないのかもしれません。
私たちは、この課題に、全力を持って立ち向かわなくてはならないのでしょう。

あんまり小さい子供だと、自分の個性を大事にしていいんだ、と思う前に、
前半部分で、打ちのめされてしまうかもしれません。
その部分があればこその、あのすばらしいラストなのだと思いますが。

この絵本を、私はすばらしいと思いますが、
これは、心を鍛えてからでないと、子供が受け取るには難しい本だと思います。
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自信を持っておすすめしたい 言葉の豊かさ  投稿日:2006/06/15
うごきのことば
うごきのことば 監修・制作・絵: 五味 太郎
出版社: 偕成社
子供が2歳ぐらいの頃から、ずーっと、欲しい絵本があります。
それが、この言葉図鑑。
買えばいいじゃない? そうです、確かにそうなんですが。
これが、シリーズで10冊あるんですねえ…
一度に持って帰るの、重いしねえ…
財布は一気に軽くなりそうだしねえ…
大きいから、場所とるしねえ…
といいつつ、なんだかんだで絵本は買ってるんですけど。
やはり、物語ではなく、図鑑であることが、微妙。
まあ、この絵本は、読み聞かせるのではなく、自分で見るタイプの絵本っぽいですから、
息子がひらがなを読めるまで、保留にしておきましょう。

といって、早三年近くになろうとしています。
この間に、子供はひらがなクリアしてしまいました。
しょうがない! 買うか!ととりあえず、この一巻目、うごきのことばを買ってきました。
まあ、すごいですね、言葉って。
動詞だけでも、こんなにたくさん。まずはその事に驚きます。
それから、こまこまちまちまの、五味さんの絵。
五味さんらしく、いちいち味があるんです。
やっぱり買ってよかったな。そう思える一冊でした。

しかし。
「読んで」といって持ってくる息子。
図鑑を読め、なんてあなた、またそんな、無理難題を…(汗)
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なかなかよいと思う 郷愁  投稿日:2006/06/13
どうぞのいす
どうぞのいす 作: 香山 美子
絵: 柿本 幸造

出版社: ひさかたチャイルド
なんとなく、郷愁をさそう絵本です。
発刊されたのが、1981年だということもあるのでしょうが、今の感覚でいえば、この絵が多少古臭いのです。
でも、まさに、こういったかんじの絵本を読んで育ってきた私には、とても懐かしく、昔を思い起こさせるようなかんじ。
柔らかで、優しい絵とお話です。

ストーリーとしては、とても単純なのでしょうが、
お話のからくりは、字が読めるようになっていないと、少し理解が難しいかもしれません。
でも、優しい動物たちの様子が可愛らしく描かれているので、小さいお子様はそれだけでも喜ぶでしょうね。
それを考えると、長いこと楽しめる、お得な絵本といえるかもしれません。
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なかなかよいと思う 仲間達  投稿日:2006/06/13
どうしたらいい、ブルーカンガルー?
どうしたらいい、ブルーカンガルー? 作・絵: エマ・チチェスター・クラーク
訳: まつかわ まゆみ

出版社: 評論社
表紙に描かれた、目の覚めるような、あざやかなブルーのカンガルーに惹かれて、図書館から借りてきました。

リリーは、することが思いつかないと、ぬいぐるみのブルーカンガルーにたずねます。
「どうしたらいい?」
なんとなく、これが、うちの息子を思い出させます。
彼もちょうどそんなところがあって、しょっちゅう「どうすればいい?」と聞いてきます。
でも、本当は、母の答えなんか期待していない様子。
とりあえず、言った事と、聞いてもらったことで安心しているようです。
リリーにとってのブルーカンガルー。きっと、このぬいぐるみは、彼女にとっての安心の種なのでしょうね。

ブルーカンガルーは話すことがありません。
でも、リリーのやることをいつでも、見守っています。
そして、リリーが雨の中に忘れてきたぬいぐるみのテディを救出して、びしょびしょになったりするのです。
とても、微笑ましいですね。
もしかしたら、私もずっと昔に、私の小さな仲間たちに、たくさん助けてもらったかもしれません。
すっかり忘れているだけで。
思わずもう手元にはいない、懐かしい面々を思い出してしまいました。
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自信を持っておすすめしたい 力強さと冒険心の一冊  投稿日:2006/06/13
ダンプえんちょうやっつけた
ダンプえんちょうやっつけた 作: ふるた たるひ たばた せいいち
出版社: 童心社
前々から読みたいと思っていた、この絵本。
ようやく読むことが出来ました。

さて、正直な母の感想。
「…長いなあ〜」
そう。この絵本、とっても長いんです。
ページ数にして、106ページ。
同じコンビの「おしいれのぼうけん」の79ページとくらべても、長めのお話です。
第一章と第二章で分かれているのですが、
こどもはもちろん、続けて読んで欲しいですし、
母としても、せっかくですから、印象が薄まらないうちに、全部読んであげたほうが…と思うわけです。
でも長い。
正直、子供が、いつ「長い。他のにして」と言い出さないか、とビクビクしていました。

けれど、やはり、面白いのですね。
長いお話なので、理解してきけているのかどうか、疑問だったのですが、
ちょっと一息のつもりで聞いた二、三の質問に、子供はしっかりと答えました。

このお話、少し前の日本のお話でしょうか。
子供の持つ、雑草のような生命力が、キラキラと輝いています。
私が子供だった頃、こんな遊びをよくしました。
今の子供たちはどうかしら?
多少余裕がなくても、子供には恥ずかしい思いをさせないように、お金を注ぐ今の時代。
こんな遊びをする前に、別の凝った玩具などで遊んでしまう(遊ばせてしまう)かもしれません。
親としては、ちょっと反省です。
ただ昔を懐かしんでいるだけかもしれませんが。
でも、おかあさんのパンツを履いていても、みんながそれを当たり前のように受け入れるのは、
完璧が当たり前の今の子供たちには、(自分の子も含めて)すこーし難しいことかもしれません。

力強さと、冒険心がたっぷりつまった一冊です。
さくらの、「こわいことはしないんだもーん」が、
「こわいことやるの、おもしろいんだもーん」に変わる成長ぶりが、お見事!
こわいからやりたくない、の息子には、いい薬になったかな?
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なかなかよいと思う たくさんお出かけしてね!  投稿日:2006/06/12
デパートいきタイ
デパートいきタイ 作・絵: 長野 ヒデ子
出版社: 童心社
やってみたいこと、いっぱいの、
鯛のたいこさんのお話です。

結構しっかりと、立派な鯛(?)なのですよね。
口や目が、リアルです。
でも、そこが面白い。好奇心旺盛なところも楽しいです。
たいこさんたら、ブラジャーなんかしてみたいの?
(といいつつ、うちの息子もしたいとかいってましたけど。
寒くないからしなくていい、とは言いましたが…)
「ヒラメのおくさんに、おくりものしたーい」
「うみのなかは うけたまわっておりません」にも大笑い。
ターイ ターイの たいこさんのフレーズには、
つい読み手の私もほのぼのとしてしまいます。
ぜひ、このシリーズの他の絵本も読んでみたくなりました。

ぜひぜひ、これからも、いろんなところへおでましになって、
私たちを楽しませてくださいませね、たいこさん。
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自信を持っておすすめしたい キャっと思わずページを閉じる人でも…  投稿日:2006/06/12
にんきものアルバム
にんきものアルバム 作・絵: 近藤 薫美子
出版社: BL出版
虫を主体にした、探し物絵本です。
探し物絵本というものは、我が家の園児にとって、とても楽しいものらしいのですが、
煮詰まってくると、放り投げたくなるらしい。
(実際に投げはしませんが、途中で怒ってやめることは日常茶飯事です)
母がサポートできればいいのですが、
どうもそれも上手に出来ない。
なかなか難しいものなのです。

そこで、この絵本の登場です。
ここ数ヶ月で、探し物絵本を何冊かやっているのですが、
実は、うちの息子が、初めて一度で終わりのページ近くまで行った探し物絵本です。
虫が主体であることと、割りに探しやすいこと。そして、探し物以外の部分でも、楽しめることが、その理由でしょうか。

「キャッ!と思わずページを閉じる人でも、よくよく見れば笑い出す!」の謳い文句通り、
虫嫌いの私などは、ぐへえ〜と思ってしまうページも無きにしも非ずなのですが、
ユーモアがあふれる絵本なので、それもよし、と思ってしまいます。
質問が言葉遊びになっているのも一興。
最後のページなどは、舌を巻いてしまいました。
(カメレオンなだけに…)
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自信を持っておすすめしたい ゆっくり にっこり おひっこし  投稿日:2006/06/12
ゆっくりにっこり
ゆっくりにっこり 作: 木島 始
絵: 荒井 良二

出版社: 偕成社
ちょっぴり、クイズテイストの混じった絵本です。
この絵本は、「お引越し」がテーマ。
それも、幅広い意味でのお引越しのお話です。

読み手や聞き手が、主人公のアヤメちゃんと、少しクイズを楽しんでいると、
いつのまにか、「大きくなること」「環境がかわること」へお話が変わっているのです。
それも、無理に分からせよう、納得させよう、というかんじではありません。
表題のように、「ゆっくり、にっこり、お引越し」ということをこの絵本は子供に語りかけます。

このお話の最後は、アヤメちゃんの卒園を匂わせるものとなっています。
園を卒業し、小学校に入る子供は、嬉しい反面、不安も大きいことでしょう。
そんな子供たちに、「大丈夫、大丈夫」と言ってくれるような絵本です。

卒園の時期でなくても、
なんらかの理由で、環境が変わって、不安定になる一時期、子供にゆっくり読んであげたい。
そう思わせる本でした。
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