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男の子の気持ちがかわいらしい
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投稿日:2006/11/20 |
うさぎ君は思う。ぼく、おかあさんのこと、きらい...
だって、お母さんは日曜日の朝はいつまでも寝ている寝ぼすけで...
ドラマばっかり見て、マンガを見せてくれない。
すぐに怒るし、「早く早く」「早くしなさい」って言うくせに、自分は、いつまでもおしゃべりに夢中でゆっくりしてる。
あたってますね。身につまされることばかりです。
それからね、ぼくとは結婚できないって言うし。ぼくは、お母さんとしか結婚したくないのに、結婚は無理って言う...だからキライって。
こんなお母さんとはお別れして、1人で出て行こうと思うんですね。そして、「サヨナラ、お母さん!」と言うと、ドアを開けて出て行ってしまう。
でもね、すぐに帰ってくるの。そして言うんです。「ぼくとまた会えてうれしい?」って。そして、お母さんの胸に飛び込むんですね。
男の子のお母さんに持つ複雑な気持ちがとってもかわいらしい絵本です。
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ますだ君の本当の姿がわかるよ。
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投稿日:2006/11/20 |
『となりのせきのますだくん』うちの子、この絵本にはまり、毎日毎日、読んで聞かせました。
そこで、他の『ますだくん』シリーズも読んでみようと思って、図書館で借りてきたのが『ますだくんのランドセル』です。
なぜ、男の子のますだ君が赤いランドセルをしょっていて、女の子のみほちゃんが青いランドセルをしょっているのか?
これ、『となりのせきのますだくん』を読んでいて、いつも不思議だったんですね。
うちの子も、
「お母さん、どうして、ますだ君が赤いランドセルで、みほちゃんは青いランドセルなんだろう?これ、絵本書いた人が、ぬるの間違えたんじゃない?」
っていつも聞いていた。
ますだ君は、実は、5人も兄弟がいるんですよ。
そして、ますだ君の赤いランドセルは、ますだ君のお姉ちゃんがくれたものなんですね。
お姉ちゃんが中学1年生になった時にもらったの。
ますだ君は、来る日も来る日もそのランドセルをしょって、小学生になるのを楽しみにしていたんですね。
そして、小学生になり、となりの席になった子が、泣き虫で気の弱い女の子、みほちゃんです。
ここから、お話は『となりのせきのますだくん』へとつながっていくんです。ますだ君側からみたみほちゃんの姿が新鮮ですよ。
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上の子の気持ち
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投稿日:2006/11/20 |
赤ちゃんを抱っこしているお母さんをじぃっと見上げているねこのなんとも言えない表情。
表紙の絵にひかれて、思わず手にとった絵本でした。
ねこはお母さんが大好き。でも、この頃、つまらないなぁと思っている。それは、お母さんのひざに、いつもいつも赤ちゃんがいるからなんです。
朝も昼も夜も、お母さんはずっと赤ちゃんのお世話をしている。だから、ねこには、「ちょっと待ってね。」「後でね。」って言うんですね。
赤ちゃんなんてつまらない。寝て、起きて、泣いて、おっぱい飲んでの繰り返しで、歩くこともできないし、ご飯も食べられないし、顔も洗えない。でも、ちょっと甘いにおいがするんですね。
ねこは、一生懸命がんばってるんです。自分はじっと我慢して、赤ちゃんに、大好きなお母さんのひざを貸してあげている。自分はもう大きいんだから、草の中でだって、屋根の上でだって眠れるんだって。でもね、後ででいいから、待ってるから、少しでいいから、やっぱり、時々抱いてほしいんですね。
お母さんと赤ちゃんの一歩後ろで、いつもいつも、お母さんと赤ちゃんの様子を見ていたねこが、最後に、お母さんのひざで抱っこしてもらっている、その幸せそうな様子がとても温かい気持ちにしてくれる絵本です。
これって、弟や妹がが生まれた時、上の子が感じることと同じなんだろうな。
自分は、もう、お兄ちゃんなんだから、お姉ちゃんなんだから...って、がんばっているんでしょうね。
でも、やっぱりかまってほしい、抱っこしてほしい。
うちの子も、7歳と4歳の2人姉弟です。
上の子は、わりと聞き分けもよく、弟をよく世話してくれることもあって、ついつい、もうお姉ちゃんなんだから、と下の子をかばいがちになるけれど、うちの子もこんな気持ちでいる時、あるんだろうなぁってちょっと思ったりする1冊でした。
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こんな小人がいたらいいな。
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投稿日:2006/11/20 |
ひさこちゃんは熱が出て、おふとんで寝ています。ふぅ、熱いなぁと思って寝ています。
そして、おふとんをぎゅっとしてみると、おふとんにしわがよってお山ができる。
もっとお山を作っちゃおうとぎゅっぎゅっとしていたら、何か声が聞こえてくるんですね。ヨホレイホーって。
見ると、おふとんの上が、雪山になっており、家があり、村があり、たくさんの小人たちが、雪かきしたり、焚き火したり、踊ったりしていたり、みんなで料理を囲んで楽しそうに食べているんですね。
なんだか、わくわくしてくるようなお話です。
その小人たちがね、木を切り、そりでその木を運び、ひさこちゃんの頭のわきで、何かを組立てはじめる。穴を開けたり、網を張ったり、削ったり、測ったりして、出来たものがおもしろいの。
動力で桶に入れた雪を運び、ひさこちゃんの頭の上まで持っていき、みんなであおいで、ひさこちゃんの頭に雪を降らしてくれる。
小人たちのおかげで、いい気持ちで眠ってしまったひさこちゃんの熱は下がり、それを確認した小人たちは、大喜びで帰っていく。
この絵本、小人たちがしゃべる小人語?(カタカナ)の会話のほかは、ほとんど文章はありません。
でも、ふとんの上の小人たちが楽しそうに暮らしている様子がとても楽しい。この発想がおもしろいよね、と思います。
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小学校にあがる子に
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投稿日:2006/11/20 |
あとがきを見ると、作者のジャネットさんとアランさんは夫婦で、どちらもイギリス生まれということなので、これは、イギリスの小学校の風景なのでしょうか?
ギャビン、エロル、ソフィ、スシュマ、デイビッド、ケイト、ロバート、アリスが小学校1年生になり、学校に通いはじめるお話です。
1日に学校で起こること、学校の中の様子が、細かく書かれていて、それがまた、日本の小学校のイメージとぜんぜん違うのがとても楽しい。
1日目、ベルが鳴って学校が始まると、みんなはマットに座り、まずは、お昼ご飯のお金を集めます。このあたりからして、ぜんぜん違いますよね。
そして、教室には、小さい図書館や、おままごとコーナー、洋服箱などがあるんですね。みんなは、昼前に、それで遊ぶ。そして、お昼を食べ、お昼ご飯の後は絵を描き、歌を歌って帰るのです。
2日目、お昼前は絵と字と書き、ホールでお遊戯をし、外で遊び、お昼からは、みんなで工作をして、先生のお話を聞いて帰る。
プールに入ったり、お料理したり、うさぎに名前をつけたり、ハロウィンの仮装をしたりして、どんどん月日がすぎて、みんな学校に慣れていく。
「時々、すっごく楽しかった。時々、すっごくむかついた。時々、まごまごしたり、ねむたかったり、いらついたり、こぶだらけになったり、水ぼうそうになったりした。先生だって、ぜんぜん機嫌がいいばっかりじゃなかった。」っていうページが1番すきです。
時間割ってないのかな?とか、みんなが座る時はマットなのねとか、学校なのに、誰かのお母さんがピアノをひいていたりとか、国が違えば、学校もいろいろなんですね。
子供たちのいきいきとした姿が楽しい絵本です。
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風景が素敵です。
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投稿日:2006/11/20 |
『ぼくはあるいたまっすぐまっすぐ』は、その題名のままのお話です。
おばあちゃんから電話がかかってきます。そして、ぼく1人で、おばあちゃんのおうちに行くことになります。
おばあちゃんからは、おうちの前の道をまっすぐ行けばいいって言われるんですね。
だから、ほんとにまっすぐまっすぐ歩いていくんです。
途中、花を見つけ、おいしい実を見つけ、靴をぬいで小川を渡り、ぼくは反対向きに小高い丘を登っておりる。
ぼくのはじめての小さな冒険は、いろんな発見がありました。はじめて見る花、はじめて見る実、行く手をふさぐ小川に高い山。
こわいかな、どうかな、とおそるおそるながら、おばあちゃんに言われたように、ぼくは、「まっすぐ、まっすぐ」ほんとにまっすぐ歩いていくんですね。
小さな男の子の様子がとにかくかわいらしい。
この舞台は外国なのかな、街のたたずまいや、田舎の風景、おばあちゃんちの家の様子など、やっぱり、林明子さんの絵はいいですね。
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でこちゃんの家族に乾杯。
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投稿日:2006/11/19 |
でこちゃんのほんとの名前は、「てこちゃん」でも、お母さんが髪を髪を切りすぎておでこ丸出しの髪型になってから、みんなが、でこちゃんって呼ぶようになったんです。これが、前作の『でこちゃん』のお話。
そのでこちゃんのおうちに、いとこのらすた君が遊びに来るの。
そうすると、お父さんもおじいちゃんも、お姉ちゃんも、お兄ちゃんも、そして、ネコのにゃごまで、みんなみんな、らすた君とばっかり遊んであげるんですね。
ご飯の時だって、おふろの時だって、みんな、らすた君のことばっかり気にかける。
でこちゃんは、らすた君が来てから、どうもおもしろくない。
でもね、おやつに買うケーキ、何がいい?って話になって「いちごのショートケーキ」2人の意見が一致。
ケーキを食べた後、最後に大好きないちごを食べる、その食べ方も一緒。
2人の距離は一気に縮まるんです。
「へんな顔すき?」「好き好き」「穴とか隙間好き?」「好き好き」「粘土のにおいかぐに好き?」「好き好き、クレヨンもかいじゃうよ。」「フラフープでくねくねするの好き?」「好き好き」意気投合するんですね。
そして、2人とも、その中でも1番好きなのは、忍者ごっこ。
最後には、家族みんなで忍者ごっこ。でこちゃんとらすた君、最後には、すっかり仲良くなっちゃいました、というお話です。
子供の好きなもの、くせ、よくとらえている本だと思う。そして、あやしくも、底抜けに明るいでこちゃんの家族に乾杯!
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新しい世界にとまどっている子供にぜひ。
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投稿日:2006/11/19 |
かなえは、山の見える町に引っ越してきました。お父さんもお母さんも引越しのかたづけに大忙し。
そんな時、とん ことり。郵便受けに郵便のきた音。
この郵便の来る音「とん ことり」が絵本の題名になったんですね。
最初は、すみれの花束、。そして、たんぽぽの花。最後には「ともだちはいいです。とてもうれしいです。まっています。」というお手紙。
誰からかわからない届け物が毎日、かなえの家に。
そして、とん ことりの音と同時に玄関に飛び出していったかなえの前に、知らない女の子の姿が...
引っ越してきたばかりで、まわりはまったく自分の知らない風景の町。そして、知らない子たちばかり、知らないことばかり。
お母さんは荷物のかたづけに追われ、まだ友達もいないかなえは、1人で遊ぶしかなく...
ぽつんとつまらなそうに遊ぶかなえが、最後に、友達になった女の子と、生き生きと遊ぶ様子にほっとする1冊です。
林明子さんの描く、子供の表情がとにかくとても素敵です。
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お母さんに脱帽
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投稿日:2006/11/19 |
友達の新しい自転車がうらやましくて「自転車買ってよぉ〜」とだだをこねるフンガ君。
まだ遊びたくて、銭湯には行かないとだだをこねるフンガ君。
お母さんが掃除をしていれば、まだテレビが見たかったとかんしゃくを起こすフンガ君。
ふとんを干され、まだ眠いと泣きつづけるフンガ君。
短編4つからなるどのお話も、あるある、子供ってこうなのよ、ってうなずくことばかり。
でもね、お母さんは、「もういいかげんにしなさい。」とか「もう知りません。」とか怒ったりはしません。
かと言って機嫌をとったりもしません。
お母さんは、そんなフンガ君にけしてペースを乱されることなく、マイペースで普通にどっしり構えている。このフンガ君のお母さんの姿がすばらしい。
そして、最後には、フンガ君もすっかり機嫌を直し、自分が何でだだをこねていたのか、自分でもわからなくなるんですね。
いやぁ、このお母さん、見習いたいもんだなぁと思う絵本です。
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愛すべきキャラクタージャッキー
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投稿日:2006/11/19 |
「くまのがっこうのくまたちは 1、2、3、4・・・・ぜんぶで12ひき」
そのうち、11番目までが男の子で、12番目がたった1人の女の子、この子が「ジャッキー」です。
この兄弟構成がいいよね。
そして、ジャッキーは、いちばんのおチビさんで、いちばんのいたずらで、いちばんのきかんぼうで・・・でも、実は、みんなの『おねえさん』気分。
今日は、ジャッキーの誕生日で、お兄ちゃんたちは、大忙し。
ケーキ作ったり、飾りつけしたり、プレゼント包んだり、楽器の練習したり、劇のけいこしたり・・・
その横で、待ちきれなくなったジャッキーはというと、洋服をとっかえひっかえ、最後には、自分が、劇のおひめさまをすると言い出す。
でも、はりきりすぎたジャッキーは、本番のお誕生日会が始まったときには、あんまりうれしすぎて、熱が出ちゃう(^^;;;
つも、マイペースなジャッキーと・・・
いつもいつも、ジャッキーのやんちゃぶりに、振り回されているおにいちゃんくまたち。
でも、最後は、いつも、ハッピーハッピーで終わる。
やんちゃで、きかんぼうで『こまったちゃん』なところもあるけれど、どこか、にくめない、愛すべきキャラクターのジャッキーがかわいい絵本です。
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